年末から、緑内障の手術と入院のために庭仕事はほとんど出来なかった。退院して家の窓から庭を眺めると、去年8月に種を蒔いて、小さな苗を植えつけたビオラが一面に咲いていた。冬の間に水遣り、雑草取り、ナメクジなどの虫の退治をしなかったので、半ばあきらめていた。春にはこぼれるほどに咲き乱れる花たちが、今年はなんだか手入れの悪い庭のようできれいに見えない。体調も悪い上に、目も満足に見えない、外の出ることも出来ない状態で、庭を見ることはかえって苦痛だった。これから先、病気やその他の理由で庭の手入れが出来なくなることを考えると、もう種を蒔くことや土作りはやめようかとも思った。4月が過ぎ、次第に回復して来るとともに、庭の様子も遅ればせながら、いつもの春のように賑やかになった。むせ返るようなエネルギーはないが、ゆったりとした自然な庭になった。肥料不足であまり大ぶりでない花たち、枯れてなくなってしまった宿根草、それらも自然の営みなのかもしれない。これからは体力に見合う庭仕事、種まきや水遣りのため外出や旅行が躊躇されるようなやり方は改めていこう。
最近、やっとデジカメで庭の花の写真を撮ることを再開した。目のピントが合わないので、うまく写っているかどうかは、パソコンにインポートして大きくしてみないとよくわからない。たくさんのピンボケ写真を撮っている。最近のお任せデジカメなのでピンボケや手ブレは防いでくれるのだが、つい接写で自動でない設定を使ってしまうのは今までの癖だろう。デジカメの進歩、iPhone ,iPadのカメラの手軽さや高性能に驚かせられるとともに、写真を写す楽しみもちょっと薄れてきている。
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