2009年10月28日水曜日

サフランの花とアケビの実




サフランの花が咲き始めた。サフランの球根は次の年には小球がたくさん出来、花が咲かずに葉ばかりになる。3年前に版画展で知り合った方に球根を送っていただき、花が終わった後の球根の育て方も教えていただいた。花が終わった後、球根を掘り上げ、2芽残して、肥料の効いた土で間隔をあけ、葉が枯れる5月くらいまで育てる。そのあとに掘り上げ冷暗所の保管する。この方法で育てたが、まだ花が咲かない球根があるので、今年は1芽のみ残して育てた。まだ少ししか花が咲いていないが楽しみだ。今年は何本のめしべが採れるだろうか?
アケビの実がようやく本格的に色づき大きくなった。雨が降ると小さな実は落ちてしまう。今残っている実は大きなものが多い。今年も味噌炒めなどを作ってみようと思う。今日は秋らしい空気の澄み切った晴天である。アケビが空に映えて美しい。

2009年10月22日木曜日

秋バラ(アイスバーグ、レモンジンジャー、デンティベス)トリカブト





朝晩は寒くなったが、日中の気温は高く晴れた乾燥した日が続く。このような気候のときバラは特に美しい。庭に積もってきた落ち葉を拾いながら、秋バラの美しさに見とれてしまう。春のバラは1日でダメになることが多いが、秋は1週間くらい咲く続ける。もう少し寒くなると薄くしもやけのようにピンクに染まったつぼみが開かずじまいになる。切って室内に入れると開花するが、凍りついたようなつぼみの美しさもまた格別である。写真上からトリカブト、アイスバーグ、レモンジンジャー、デンティベスである。この時期のトリカブトの濃いブルーバイオレットは枯葉の多い庭を華やかにする。

2009年10月18日日曜日

はじめて咲いた今年のビオラ




8月25日に種を蒔いたビオラがコンテナや地面で花を咲かせ始めた。毎年、花はもう少し遅く咲くのだが、急に寒くなった気候のせいか、株は小さいながら花をつけ始めた。庭では、まだニチニチソウがきれいに咲いており抜いて植え替えるのは忍びなかったが、夫が全部抜いて土を整地してくれた。今日は、一番花が多い白のペニーロイヤルというビオラを外回りの植栽に地植えしようと思っている。昨日は曇りがちで夕方から雨が降ったが、今日はよく晴れて暖かい。
庭では紫色のトリカブトが風に揺れている。秋バラが葉の少なくなった庭できれいに咲いている。シャラやシラカバの葉が散り始めた。袋を引きずってそれらの枯葉を集めて回る。去年はそれらの枯葉できれいな腐葉土ができた。先日植えた去年のサフランの球根が発芽し始めた。クロッカスと非常に似ているが11月に咲くサフランは、花のない時期に美しく、めしべは香辛料として保存できる。

2009年10月11日日曜日

秋のバラ(HTレモンジンジャー、エンジェルローズ)とアケビの実








朝晩寒さを感じる頃になってきた。今日もよく晴れた一日だった。庭のバラが咲き始めた。秋のバラは小ぶりで色が美しい。葉が落ちて寂しくなっていたHTレモンジンジャー(写真右上)も美しいつぼみをつけた。小さなエンジェルローズ(写真下)もたくさんの花をつけている。アイスバーグ、デンティベスは一期咲きだが、返り咲きして小さな花をつけている。アケビの実(写真左上)が少しずつ色づき始めている。

2009年10月10日土曜日

この秋最後の種を蒔く


季節はずれの強い台風が去り、庭の植物はずいぶん傷んだ。バラのオベリスクはゆがみ、地植えしたビオラの苗(写真右)は水浸しになり、その上強風に煽られずいぶん痛んだ。庭が荒れた感じになって、庭仕事をする気も起こらない。その上、咳が出始め、明け方に咳き込んで眠れない。喘息の咳か、風邪の咳かわかり難い。熱は無いのでだらだらと一日過ごしている。
けれども思い立って、今年最後の種蒔きをした。全部で11種類の種を蒔いた。もう少し丁寧に蒔きたかったが、身体の調子も悪いし、まき時を逃してしまうと冬を元気に過ごせない苗になってしまう。ひとまず苗箱に詰め気味に種を蒔いた。(写真左)残った種は、バジリコやシソを抜いた日当たりのよい庭に直接蒔こうと思う。以前、多くの友人や知人に種を差し上げたり送ったりしたが、もう面倒くさくなってしまった。種はずいぶん残ったが近所の方で種を蒔く人も少なくなった。蒔いた種のメモを残しておこうと思う。タマクルマバソウ(ASPERULA)、ホワイトレースフラワー(グレースランド)、デルフィニウム(ブルーミラー)アリッサム(スノードリフト)ここまではサカタのタネからネット購入した。スイートピー(Pansy Lavender Flush)はT&Mのイギリスの種を園芸ネットで購入。オルレア、ギリア、ビスカリア、ニゲラ、サポナリア、アグロステンマは去年の採り種である。

2009年10月2日金曜日

夏の名残、ルコー草とフウセンカズラ




 今年はルコー草の種は蒔かなかった。フウセンカズラはもう枯れてきたので抜いてしまった。しかし、こぼれだねで生えてきた、ルコー草(写真右)に、花がたくさん咲き始めた。ジューンベリーの木に絡んでいる。また、フウセンカズラ(写真左)もこぼれダネで大きくなり、今頃きれいに風船の実をつけはじめた。少しさびしくなった庭に彩を添えている。
今日は、肌寒い秋雨の一日だ。これから1週間雨が降り続けるらしい。地植えしたビオラにとっては恵みの雨だろう。雨が降ると週末の種蒔きが面倒になる。最近はインフルエンザのせいで体の筋肉痛は治って来たのに外出をしなくなった。秋の風を感じながら歩きたいな、と思うのだが、、、。色々と家事をしたリ、庭の手入れをしたり、一番よくないのがネットにはまってしまい気がつくと日が沈んでしまっているこのごろである。急に日が短くなってしまった。

2009年10月1日木曜日

秋バラ(フロリバンダ 黒蝶)とエンジェルスイヤリング(ホワイトパール)




 ここ2,3日の雨ですっかり秋らしくなった。朝起きるとなんだか肌寒いくらいだ。もう夏物の衣料を片付け、衣替えをしなくてはと思っている。庭に植えつけた、小さなビオラの苗もしっかり根付いてきた。ベランダのコンテナに植えている苗は一段と大きくなった。週末には残りの種たちを蒔かなければならない。毎年採り種で庭を彩っている定番の丈の高い5月の花たちの種である。アグロステンマ、ビスカリア、サポナリア、ギリア、ニゲラ、などである。
春に地植えしたフロリバンダローズの黒蝶(写真右下)が夏には葉が落ち、枝も数本枯れた。秋になりやっと花が咲き始めた。小さいが深みのある色だ。写真では少し鮮やかに写っているが、もう少し黒っぽい落ち着いた色だ。また、エンジェルスイヤリング(写真左上)が苦手な夏を乗り越え、花を咲かせている。大輪のホクシアは今年ついに枯れてしまった。日本の夏の高温多湿に弱いせいだろう。エンジェルスイヤリングはホクシアを改良したものなのでさすがは強い。
毎年今頃は新しい球根を求め園芸店の店先に行くのだが、今年はなんとなく新型インフルエンザのせいで、出かけるのが億劫だ。この時期喉や呼吸器の調子はよくない。マスクをして外出するが、完全に防ぎきれるものではない。まずは自分自身の体力が問題だ。しかし、ぐずぐずしていては球根の植え時を逃してしまう。ネットで購入するか、園芸店に出かけよう。