2009年11月20日金曜日

晩秋のバラたち




昨日は雨が降り続き寒い一日だった。コート無しでは外に出られず、毛糸の手袋も探し出した。今日は気持ちいいほど晴れた。洗濯物がよく乾きそうだ。庭一面の落ち葉を拾い集める。濡れた落ち葉の下にこぼれダネから芽を出した小さな苗をたくさん発見する。ちょっと前に地植えしたビオラが元気に花をつけ始めている。暖かい日差しの中、のんびりと枯葉を袋に詰め、庭を眺めていると、心が温かくなる。
秋のバラが寒さの中きりりと咲いている。つぼみもたくさんあるが、大半は開かずじまいになる。切りとって、室内で咲かせればきれいに咲くだろう。つぼみの先が、寒さにうっすらと紅くに染まった様子はいとおしい。そのままつぼみで外においておくべきか、室内で咲かせようかと迷っている。ツルバラのバレリーナのローズヒップ(写真下)が赤く色づいている。小さな実だが可愛い。イングリッシュローズ、タモラのつぼみ(写真中)はなかなか開かない。春はピンクが薄くベージュがかっているが、秋はピンクの花となる。もうひとつのミニバラ(写真上)は名前がわからない。ずいぶん前にネットで苗を購入したときに”おまけ”でもらったものである。色の濃淡が美しいのは、秋バラのせいだろう。
これから、早春まで園芸日誌は少し暇になる。いつも書きそびれている雑記帳のブログを冬は書き込もうと思う。

2009年11月15日日曜日

アケビとサフラン




アケビが風に吹かれて落ちてくる。味噌炒めなど料理に使うが、もう飽きてきて誰もアケビの実さえ食べない。アケビの美しい紫が庭に華やかさを添える。また、クロッカスに似た球根のサフランはこの時期に美しい紫色の花をつける。晩秋には紫色の花が似合う。まだ、トリカブトの花も紫色の花を咲かせている。ピンオークやシラカバ、シャラの葉が散って庭を埋め尽くしている。袋を抱えて枯葉を集め腐葉土のために貯めている。今日はビオラの花の間にたくさん伸びてきた雑草を抜く、カラミンサなど宿根の枝を切り詰め、宿根草の株分けや移植などをした。足や腰が痛く、なんだかよれよれになってしまった。もう少しで庭は冬になる。最後の苗を地植えしなければならないが、今日はもうできなかった。先週は雨続きの寒い日々だったが、今日は暖かないい天気だった。写真はサフラン(下)と地植えで、咲きはじめたビオラの花たち(中)、苗箱で大きくなりつつある最後の苗たち(上)である。