2012年7月29日日曜日

ゴーヤのグリーンカーテン

室内から見たゴーヤのカーテン

ゴーヤのカーテンの外側

道から見たゴーヤのカーテン

今年はじめて収穫するゴーヤの実
ゴーヤのグリーンカーテンがほぼ完成した。というよりも、その美しさでは今が一番だろう。きのう、はじめてのゴーヤの実を収穫した。たくさんの実がぶら下がり始めている。外から見ると良く茂ったゴーヤのカーテンが2階のベランダまで青々と続いている。しかし,実がたくさん成り始めると、地面のあたりから葉が黄色く枯れ始める。蔓植物はそうやってつるの先端を延ばしていくのだろうが、室内から眺めていると、その下葉が黄色く枯れていくのが気になり始める。これから9月までこのようなグリーンカーテンが夏の太陽をさえぎってくれる。ゴーヤの収穫も来週あたりから本格的になる。毎日35度を越す猛暑が続く。ゴーヤは水食いといわれているので、水を切らさないようにしよう。去年は根元に敷き藁をしいた。今年は夫がバークチップ(雑草除け)を買ってきて敷いた。根元の保湿は大切である。以前グリーンカーテンに利用したフウセンカズラやルコウソウのこぼれダネからたくさんの芽が出ている。ルコウソウは暑さに強く葉が涼しげだが、遮光という点ではいまひとつだ。フウセンカズラは葉が縮れるウィルス病にかかりやすく、途中から伸びが悪くなる。来年は小玉のメロンを育ててみようかとも思っている。ゴーヤに勝るグリーンカーテンはなかなか見つからない。

2012年7月22日日曜日

オニユリ、ユリ(カサブランカ)、クレオメの花

オニユリ

カサブランカ

クレオメ
今年のユリはウィルスにやられて駄目な株が多かった。最近伸び始めたカサブランカはおおきな花が咲いた。ここ数日の寒いような天気のせいで一段と美しい。ウィルスにやられて枯れかけているオニユリの花が咲いた。もう下葉は枯れてしまっており、来年は駄目かもしれない。5月に種をまいたクレオメが最近急に大きくなり、はじめての蕾が咲き始めた。これから暑い夏に強い花である。昨日今日と、4月上旬の気温といわれ小雨交じりの曇りで、庭仕事には最高の日だった。夏になり伸び放題の雑草の整理、宿根や植木鉢の花の植え替えなど、がんばりすぎて体中が痛い。しかし、夏のこんな時期にこの涼しさは、庭仕事の遣り残しをするためにあるようなものである。これでかなりの庭仕事が終わった。8月のビオラの種蒔きはもうすぐだ。

2012年7月21日土曜日

ニチニチソウの立ち枯れ病について,ゴーヤの実

ニチニチソウの立ち枯れ病の苗

ニチニチソウの立ち枯れ病の苗

5月に種を蒔き、今年は順調に育ったニチニチソウの苗が、立ち枯れ病で次々に枯れていく。特に新しく種を購入し(日々草 エクエイターホワイト)<サカタのタネ>ピートバンで育て、ポットに移植し、大きく育った苗から枯れ始めた。去年の採り種を蒔いて苗箱で育てたものは元気だ。最近の豪雨のような雨のせいかもしれない、地植えの苗は雨上がりに病気が発生しやすい。今回はあまりにひどいので、抗菌剤を撒こうと、ネットで調べてみた。タキイのページで詳しく載っていた。http://www.takii.co.jp/flower/bugs/nitinitisou/disease/naetatigare/index.html
病原菌はリゾクトニア ソラニ(Rhizoctonia solani)と呼ばれる糸状菌(かび)で、抗菌剤の種類はモンカット水和剤、パシタック水和剤、リゾレックス等々、リゾクトニア菌に特化した薬名が書かれていたが、近くのホームセンターにはどれもなかった。一般的な立ち枯れ病に有効だと書かれていたオーソサイド水和剤80を購入し、薄めて撒いた。原因は生ごみで作っているコンポストの土と古いコンテナの土を混ぜて使ったことが原因のようだ。古い土には、以前の植物の根などに病原菌が残っている場合が多い。また、コンポストで作った培養土が完熟していなかったのかもしれない。土を加えずそのまま残りの苗を植えた場所には立ち枯れ病は発生していない。来年からはコンポストの土を使う前にオーソサイドなどの抗菌剤を加えようと思った。5月から、丹精こめた(笑)苗が、立ち枯れ病になり枯れていくのを見るのはつらい。その上にこぼれダネから生えてきたトレニアが大きく育っている。大切に育てた苗はなんだったのかと、しばしため息をつく。

突然の豪雨やカンカン照りにもめげずにすくすくと育っているのが、ゴーヤである。同じ土を使ったのだが、ゴーヤはいたって元気である。もう2階まで蔓が伸びて、部屋はグリーンの日陰である。少しずつ実が大きくなってきた。最初は楽しみだが、たくさん成り過ぎて困ってしまう8月になる。ゴーヤ料理で明け暮れる毎日になる。

2012年7月18日水曜日

インパチエンス、センニチコウ、トレニアの開花

インパチエンス

センニチコウ(ちなつ)

トレニア

インパチエンスが開花し始めた。今年は雨が少ないので、日陰に植えているが、インパチエンスにとっては厳しい夏になりそうだ。センニチコウ(千夏)はコンパクトで丈も低く可愛い花である。以前植えたものは丈が高くなりすぎ、台風で折れてしまった。今年のセンニチコウはかわいらしい。トレニアはこぼれダネでいよいよ元気である。たくさんの蕾が見えるので、今から夏の暑さにも負けずに咲き続けるだろう。こぼれダネのせいか非常に強健である。ニチニチソウがポット苗の時には元気だったのに、地植えして以来、立ち枯れ病で苗が枯れ始めた。がっかりである。梅雨が明けて、暑さが本格的になった。

2012年7月7日土曜日

ゴーヤのグリーンカーテン

ゴーヤの雌花

ゴーヤのグリーンカーテン

ゴーヤのグリーンカーテン

居間の濡れ縁の先にゴーヤのグリーンカーテンを作っている。去年と同じ場所で連作障害が気にかかったが、コンポストの土を十分に入れ肥料もしっかりすきこんだので大丈夫なようだ。南西の窓際からは夏の日が照りつける。しかし、去年は7月には別荘地の木漏れ日のようになり、8月には熱帯雨林野中のような茂り方で、楽しい時間を過ごすことができた。今年も、もう少しで、すぐ前の道路や向かいの家からの視線を簾などをかけずに遮ることが出来る。先日の雄花に引き続き雌花も咲き始めた。これから先はゴーヤ料理に明け暮れる毎日かもしれない。
今日は、昨夜の雨に引き続き、今夜も雨になるという、苗を地面に植えつける絶好の地植え日和だった。ベランダにあるポット苗のニチニチソウ、クレオメ、矢車草の苗を地面に植えつけた。夕方また雨が降り始め、これらの苗がうまく育つことを願っている。

2012年7月4日水曜日

ハンゲショウ、イングリッシュローズ(タモラ)、こぼれダネの苗たち

ハンゲショウ(半夏生)

イングリッシュローズ(タモラ)の2番花

ルコウソウのこぼれダネからの発芽

ゴーヤのこぼれダネからの発芽

トレニアのこぼれダネからの発芽


“半夏生”とは太陽の黄経が 100 度になる日で,夏至から 11 日目(7 月の 2 日頃)である。ハンゲショウ(半夏生)もこの頃に花をつけるからこの名前になった。
 別の説では,葉の一部が白くなり化粧したようなので“半化粧”だともいわれている。ハンゲショウが夕暮れにほの白く見えるようになる頃は、夏らしい夕暮れとなり、なんだか懐かしい気分になる。
イングリッシュローズ(タモラ)が枯れ始めた。去年の秋から弱っていたので挿し木をした。それなのに2番花がたくさんつぼみをつけた。枯れる前には花がたくさん咲くことが多いので、あわてて蕾を切り花瓶にいれた。木が来年持ち直してくれるといいのだが、、。
夏の蔓植物、ルコウソウとゴーヤのこぼれダネから苗ができた。ゴーヤはもうすでにたくさん植えてグリーンカーテンになりつつあるので、この苗をどうしようと迷っている。トレニアもこぼれダネがたくさん出来た。庭仕事での楽しみのひとつはこぼれダネからの苗を見つけることである。雑草に混じってしっかりと芽を出した去年の植物の子孫に出会うことはうれしい。

2012年7月2日月曜日

ニチニチソウを地植えする。ラベンダーを刈り取り干す。

ニチニチソウのポット苗

ニチニチソウのポット苗の拡大写真

ポット苗をコンテナと地植えにする

地植えにしたニチニチソウの苗

ラベンダーの刈り取る前

ラベンダーを室内で干す

先週は梅雨の中休みのように曇った日が続いた。来週は雨が続くといわれていたので、焦って刈り入れた。リビングの床に積み上げられたラベンダーは、早く束ねて干さなければ、まっすぐに仕上がらない。また、蒸れて香りも悪くなる。日曜日は夕方から雨が降り出し涼しくなったので、ラベンダーを束にする作業にかかった。穂先をそろえて乾かしやすい束にし、ゴムで留め、室内の風通しの良い場所に吊るす。この梅雨時に乾かすので、ずっと雨だといい香りに仕上がらない。以前は扇風機で乾かしたり、乾燥剤の入った袋に入れたりと、色々試したが、今は、単純に揃えて干すだけだ。よく乾くと甘い香りがしてくる。長い時間床に座って作業をしたので、腰が痛くなった。しかし、ラベンダーの香りに包まれて至福の時(?)を過ごしたともいえる。
5月5日に種を蒔いたニチニチソウの苗が大きくなった。種から育てたニチニチソウは、あまり立ち枯れ病は起こさない。梅雨時や豪雨の後などに立ち枯れ病を発生することもある。日照り続きのほうがよく育つ。ベランダにはまだたくさんの苗が残っている。これを植え終わると、夏花壇は大体終わりに近づく。