ニチニチソウの立ち枯れ病の苗 |
ニチニチソウの立ち枯れ病の苗 |
5月に種を蒔き、今年は順調に育ったニチニチソウの苗が、立ち枯れ病で次々に枯れていく。特に新しく種を購入し(日々草 エクエイターホワイト)<サカタのタネ>ピートバンで育て、ポットに移植し、大きく育った苗から枯れ始めた。去年の採り種を蒔いて苗箱で育てたものは元気だ。最近の豪雨のような雨のせいかもしれない、地植えの苗は雨上がりに病気が発生しやすい。今回はあまりにひどいので、抗菌剤を撒こうと、ネットで調べてみた。タキイのページで詳しく載っていた。http://www.takii.co.jp/flower/bugs/nitinitisou/disease/naetatigare/index.html
病原菌はリゾクトニア ソラニ(Rhizoctonia solani)と呼ばれる糸状菌(かび)で、抗菌剤の種類はモンカット水和剤、パシタック水和剤、リゾレックス等々、リゾクトニア菌に特化した薬名が書かれていたが、近くのホームセンターにはどれもなかった。一般的な立ち枯れ病に有効だと書かれていたオーソサイド水和剤80を購入し、薄めて撒いた。原因は生ごみで作っているコンポストの土と古いコンテナの土を混ぜて使ったことが原因のようだ。古い土には、以前の植物の根などに病原菌が残っている場合が多い。また、コンポストで作った培養土が完熟していなかったのかもしれない。土を加えずそのまま残りの苗を植えた場所には立ち枯れ病は発生していない。来年からはコンポストの土を使う前にオーソサイドなどの抗菌剤を加えようと思った。5月から、丹精こめた(笑)苗が、立ち枯れ病になり枯れていくのを見るのはつらい。その上にこぼれダネから生えてきたトレニアが大きく育っている。大切に育てた苗はなんだったのかと、しばしため息をつく。
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