2012年9月30日日曜日

それぞれの種(西洋アサガオ ミルキーウェイ、ペチュニア ピコベラ、ニチニチソウ、、ルコウソウ、フウセンカズラ)

ミルキーウェイ
 

ミルキーウェイの種



ペチュニアの葉

ぺちゅにあのt

ニチニチソウ
ニチニチソウの種
ルコウソウの花

るこうその種
フウセンカズラの実



フウセンカズラの種

夏の植物が種を作り始めた。花も美しいが、私自身としては種の形が好きだ。花が枯れ、実となり少しずつ成熟していく頃が楽しい。実の形が美しいもの、種が美しいものそれぞれだが、種を収穫する楽しさは格別だ。上から、西洋アサガオミルキーウェイはこぼれダネで大きく成長したものだ。花は可愛いが、蔓のたくましさから想像できるように実の表面は硬い毛に覆われていて、普通のアサガオの種とは異なる。ペチュニアは緑色のプリッとした円錐形のような種が完熟してくると茶色になり鉄片から弾ける。種の表面はベタベタしているが完熟するとべたつきはなくなる。ニチニチソウは花が咲き上がっていくので、茎の節目毎に細い豆のような種をつける。完熟に時間がかかり、待てずに早めに採ってしまうが。ルコウソウは花も葉も可憐だが種はあまり愛嬌のない形だ。上向きに突き出してそのまま完熟する。フウセンカズラは花は小さくて目立たないが、風船の実は風情がある。薄く茶色に色づいてくると中の種は猿面といわれるように面白い模様の可愛い種になる。
 
昨日から庭仕事をしすぎて疲れてしまった。夫は初夏から育てたゴーヤのグリーンカーテンを外した。二階まで届いているカーテンを外し、実を採り、ネットから外し、ゴミ袋に詰める作業は大変だ。今日は腰が痛いそうだ。私は、プリムラマラコイデスの苗を地植えにし、伸びた宿根草を刈り込み、雑草の手入れをした。今日、強い台風が来るので、ビオラの苗をどうしようかと考えた。この時期に駄目にするピートバンの苗を室内に入れるより、ピートバンの容器を外し、苗箱に苗用の土をいれ、その上にピートバンの容器を外してスライドさせた。これで水が溢れることもなく大丈夫だろうと安心した。

2012年9月24日月曜日

リコリスとシュウメイギク

リコリス

シュウメイギク

シュウメイギク
日照りが続いた今年の夏の終わりを告げるように、雨が降り続いた一日だった。その上気温は22度と肌寒い。雨上がりの今日、庭にたくさんのリコリスが咲いている。リコリスはヒガンバナ科である。ちょうど彼岸花が咲き始めるのと同じくして咲き始める。田んぼの畦に一面に咲く彼岸花の赤が、風景としては好きだが、庭の花の色としては好きでないので、白っぽい球根のリコリスを植えた。毎年、リコリスとネリネを混同するのだが、葉が出ていないうちに咲くのがリコリスで、もう少し秋が深まって葉が茂ったところから花茎が伸びてくるのがネリネ(ダイヤモンドリリー)である。どちらの球根も同じ場所に植えている。
シュウメイギクの一重のピンクが少し前に咲きはじめ、花弁を虫にやられている。今年は八重の白いシュウメイギクがよく茂りたくさんの蕾をつけている。強健で地下茎で広がりすぎるので草取りのときに抜いてしまうのだが、今年はエネルギー不足でシュウメイギクを野放しにしたせいだろう。

2012年9月22日土曜日

ビオラの成長とアクシデント

苗箱に植えたビオラの苗

ピートバンのビオラの苗
ビオラの苗は順調に成長している。今年購入した種は、サカタのブルーナホワイト、ブルーナラベンダーピンク、サンベリーナプチモルフォ。タキイのF1ビビクリアライトブルー、F1フローラルパワースーパー ローズウィングである。名前は短いほど覚えやすいが、色が分かり難い名前も困る。最近変な名前が多く、買う気を失くすこともある。子供の名前も同じだが、奇をてらう名前、流行の名前などは願い下げである。昨夜、ゲリラ豪雨があった。最近、よくあるのだが、苗を入れる暇もないほどの雨で一瞬でピートバンは溢れ苗が流れてしまう。びしょぬれになりながら苗をベランダから室内に取り入れたが、泥水のようになっており動かすと苗が流れるのでペーパータオルや雑巾で周囲から水を吸い取り、ピートバンの形を再形成し、流れた苗を植えなおしてなんとか無事に乗り越えた。こんな時は苗箱のほうが水はけがよく無事である。ピートバンは発芽が早く、取り扱いが簡単だが、毎年この時期に水の被害が起きる。無事に早くポットに移植できるほどの大きさに育って欲しいものだ。上の写真は被害に遭う前の苗だ。
今日は一転、涼しいいい天気である。苗が徒長しないようにあわててベランダに苗を出した。

2012年9月15日土曜日

ビオラの発芽、プリムラマラコイデスの地植え、フウセンカズラ

ビオラの発芽

ビオラの発芽の次の日

プリムラマラコイデスのこぼれダネの苗

地面に植えて弱ったプリムラの苗

フウセンカズラの実、手前が小さな白い花
9月7日にやっと今年のビオラの種を蒔いた。例年より少し遅かったが、いまだに猛暑が続き、出窓に置いたピートバンが煮えそうで心配だった。部屋の中の涼しい日陰で種を発芽まで育てるのだが、うまく部屋の中で場所が見つからない。仕方がないのでネットで購入した種はピートバンに、去年の採り種はベランダで苗箱に蒔いた。ベランダの苗箱は種まき用の土をいれ、乾燥防止のため新聞紙を被せた。苗箱は例年なら室内で発泡スチロールのトロ箱に水を張り、その中に苗箱を入れて発芽させる。今回はトロ箱をお店の人に頼んで頂く労力をかけられず、そのまま蒔いた。6日間でやっと発芽した。苗が徒長するのであわててベランダに移動し日に当て、水を少なめにした。1日で苗はぐっと元気になった。上の発芽苗を比較するとよくわかる。
春にプリムラマラコイデスの咲いていたプランターを北側の影に保管しておいた。毎年のことだが、採りダネを蒔くより、このプランターからこぼれダネで生えてくる苗のほうが良く育つし、蒔く手間も省ける。今年は2個のプランターに加え、近くで保存していたオキザリスのプランターにもたくさんの苗は出来た。野菜のように元気に育っていたが、最近苗が大きくなり密集していたため、周辺が腐り始め弱ってきた。まだ少し地植えするには暑いが仕方がない。ピンオークの陰になる場所を夫に耕してもらい、日の当たらない時間を選んで地面に植え替えた。最初は元気だったが、日中の数時間に残暑の厳しい日が照りつけた。夕方水を撒くと、しおれた野菜のように次々と苗が枯れていった。朝晩手入れをしたが、半分くらいは駄目になった。安全のために2個のプランターは密集した苗のまま日向で太陽に慣らしている。もう少し涼しくなって残りの苗は植え替えよう。写真の上はプランターに密集しているプリムラマラコイデスの苗、下は地面に植えて弱った苗である。
フウセンカズラの種は可愛いので、毎年採りダネを蒔く。しかし、葉が縮れて病気になりやすいので毎年がっかりさせられる。フェンスに生えている苗は元気で、最近になりますます蔓を伸ばし、ルコウソウとともにフェンスが藪のようになっている。たくさんのかわいい風船の実がついてたのしい。

2012年9月9日日曜日

ホップの花と実、クレマチス(レクタ)の花、ビオラの種を蒔く

ホップの実

ホップの花

クレマチス(レクタ)

ビオラの種蒔き
9月に入り急に朝晩が涼しくなった。ついこの間までは、1時間近くかけて、毎日水遣りをしても、今年の酷暑には追いつかなかった。蚊の襲撃と暑さに、水遣りの体力も限界を感じ、水が滲み出すホースをネットで見つけ、購入した。予想以上に効果があり、もう2本買い足そうということになった。見かけ以上に値段の高いホースにちょっと迷っていたら、近くのホームセンターに安い類似品が見つかった。冬の凍結でホースは駄目になるかもしれないので、残りはこのホースを10メートル購入、夫がアタッチメントなどの設計をし設置してくれた。1時間ぐらい流していると、じわじわと水が滲み出し、効果は抜群で、急に花やゴーヤの元気が良くなった。その上水遣りの時間はぐっと短縮できた。
日よけも兼ねてフェンスに茂らせているホップの蔓に花がたくさん咲き、それらがもう実をつけ始めた。ホップの実でクリスマスリースを作ろうと思い植えて以来毎年たくさんの実をつける。花は貧弱だが実は美しい。もう一ヶ月もすれば刈り取ることが出来る。同じ蔓物のクレマチス(レクタ)が満開だ。強健で真夏に小さな芳香のある花を一面に咲かせる。今年はひっそりと咲いている。
9月7日にやっとビオラの種を蒔いた。新しく購入した種はピートバンで、去年の採りダネは苗箱の蒔いた。いつもは、苗箱を発泡スチロールのトロ箱に入れて室内で底面給水させるのだが、今年はそのまま蒔いた。ベランダでの日当たりが強すぎるので新聞紙で覆っている。うまくいくといいのだが、、。ピートバンは出窓に置いている。この園芸日誌の去年、一昨年の記録を見てみると、去年は例年通り、8月19日に蒔いているが、一昨年は9月11日である。9月に蒔くと開花がぐっと遅くなるが、苗の管理は楽である。高温の時期をやり過ごすのが苦労だからである。ビオラの種蒔きの適温は20度から25度くらいだろう。園芸店の花に刺激され、年々種蒔きが早くなったが、毎日の労力を思うと9月の半ばに蒔くのがいいのではないかと思っている。