昨夜雨が降り始め、ピートバンで発芽したビオラを外に出しているのを忘れていた。ピートバンには底に穴がないので水が溢れていて、もう少しで発芽したばかりの苗をだめにしてしまうところだった。8月19日に蒔いた種である。ピートバンは5枚セットになっており、備え付けの乾燥したピートモスを給水させると、紙のトレーの上で手軽に発芽させることができる。しかし、発芽の後、日に当てないとモヤシのような苗になるので、戸外に置く。軽いトレーなので風に吹き飛ばされて苗を駄目にしたことがある。また、雨が降り出し、トレーの上から水と苗が溢れて駄目にしたこともある。便利さはリスクと紙一重でもある。苗箱に種まき用の土を入れて蒔いた(8月20日)分は、上に新聞紙をかけて加湿していたが、今日2,3本発芽していた。この苗箱は安心してベランダの棚に置いた。今回蒔いた種は、新しく購入した種(すべてビオラの種)で、サカタのタネ(ジョリー アイスブルー、ペニー マリーズ、ペニー アズールウィング、ブルーナ ホワイト)タキイのタネ(F1ソルベ ブルースワール、F1ビビ エッセンス アース)である。また、我が家の庭からの採り種も苗箱に蒔き、少し早いが地面を耕して予備のために余った種を蒔いた。種蒔きは楽しい。特に発芽のときは幸せな感動に浸れる。友人にも種を配り、幸せのおすそ分けをする。しかし、たいていの友人は“種じゃあなくて、大きくなった苗がほしい!”と、言う。私にとって園芸の一番の楽しさは、種を蒔き発芽する時と、種を収穫するときである。 |
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