2011年4月30日土曜日

それぞれの蕾たち(オルレア、アグロステンマ、スイトピー、セントーレア、カンパニュラ)

オルレアの蕾は美しい。白い小花をたくさん咲かせ、繊細な美しさである。似た花としてもう少し丈の高いレースフラワーがあるが、開花は遅い。オルレアは茎がしっかりして自立でき、花もレースフラワーに比べ大きい。葉がにんじんの葉のように繊細で美しい。
アフロステンマはオーシャンパールの白い種を蒔いていたのだが、毎年採り種で育てているうちに先祖帰りしたようだ。この蕾はピンクの花(ギタコ)である。花弁の巻き方が美しい。


スイトピーSWEET PEA(Pansy Lavender Flush),T&Mの種である。去年の株からたくさんの豆のような種が採れた。今年はフェンス際にたくさん絡まっている。白にピンクの覆輪が美しい。

 セントーレア(宿根矢車草)の蕾はダイナミックで形が美しい。花よりもインパクトがある。深いブルーの花が毎年咲く。初夏の大好きな花の一つである。
カンパニュラの開きかけた花である。小球根で植えっぱなしで毎年咲く。植えはじめより年数がたつと、花が群生し見事に咲く。






花は蕾の時が好きである。もうすぐ咲くと言う期待感もあり、その蕾の形に胸が弾む。今日、蕾の写真を撮ると、もう明日には咲いてしまう、初夏の花たちの成長の早さに、ブログが間に合わない。ゴールデンウィークまずはよい天気に恵まれている。

2011年4月29日金曜日

ジューンベリー、アスパラ、カモミール、ギボウシ

ジューンベリーの花が今年は満開で美しかった。一昨日の暴風雨のような天気のためもう葉が出始めている。
グリーンアスパラを2本食べた。ずいぶん前から植えているが、なかなかたくさん収穫できない。夏場に葉が茂り、邪魔になって切ってしまうせいかもしれない。土から顔をのぞかせるみずみずしさが美しい。
早くもカモミールが咲き始めた。今年は種を蒔かず、ハーブ園は耕したので、こぼれダネからのカモミール畑は望めない。かわいくてハーブティーにも使えるが、場所を多くとるので、悩みの種である。
ギボウシ(ホスタ)が新芽をのぞかせたと思っていると、急に葉を広げて大きくなった。株が増えすぎて、周辺の苗を圧迫している。葉の下になった苗を移植した。明るい黄緑色と若草色のコントラストが初夏を思わせ、庭の花を引き立てる。



昨日は汗ばむ夏のような天気だった。例年なら、ヒノキの花粉も終わり、窓を開けて洗濯もできるはずだ。今年は、まだ花粉が飛んでいる。真夏のような締め切った部屋の中で、庭を眺めている。夕方から水を撒いた。庭の植物が丈がいっせいに伸び、むせ返るようだ。もう少しがんばって園芸日誌を書こう。

2011年4月26日火曜日

アケビ(五葉アケビ)、アネモネ(シルベストリス)、アネモネ(フルゲンス)の花

五葉アケビの花で美しい。去年、三つ葉アケビが枯れてしまった。このアケビの実は白で、あまり大きくならない。三つ葉アケビの枯れた後には、小さな苗が発芽している。この花は、1週間くらい前にもう終わってしまった。
アネモネ(フルゲンス)は宿根である。園芸店ではあまり見かけないが、我が家では強健で株を増やし、毎年たくさんの花をつける。横から見た姿は清楚で美しいが、真上から見た花は日本産でない強さが感じられる。

アネモネ シルベストリス(Anemone sylvestris)が咲き始めた。宿根草のアネモネであり、園芸店の説明には“野趣にとみ強健である。場所を選ばない。”と、あったが、我が家では、もう3回も購入している。夏越しができずに、または晩秋に2度目が咲いて、株が消滅してしまった。今回のは、去年の株が消滅したが、そのこぼれダネでたくさんの小さな苗が育ち、そこから小さな花を咲かせた。もう少し茂ってほしいので場所を変えてみようと思っている。

最近、庭に出て写真を撮ってはいるが、園芸日誌の整理まで手が回らない。庭の雑草を抜いたり、周囲の植物の成長で埋もれてしまいそうな苗をほかの場所に移植したりと、雑用が忙しい。バラの新芽には、バラゾウムシがやってきて、新芽やつぼみを切り取ってしまっている。消毒、木酢液を撒く、ハイポネックスの液肥を撒く、丈の高い苗の成長に合わせて支柱を立てるなどの作業もある。コンテナが水不足になりがちで、ビオラなどに水撒きも欠かせない。庭は本格的な春満開になりつつある。

2011年4月23日土曜日

チューリップが満開


 最近では、八重のチューリップを多く見かける。例年なら、一重が先に咲き、八重は晩春に咲く。今年は同時に咲いた。この真紅のバラのようなチューリップは大きすぎて、下の写真のつぼみの時が美しい。その上、雨が降ると重たすぎて、花が首を垂れてしまう。園芸種で改良が進んでいるが、庭で眺めるには一重のほうが美しい。

一重の赤紫(バイオレット)の花である。手前は去年の赤い花である。
ワスレナグサに囲まれて咲く、チューリップで真ん中がクロガネモチの幹である。
ピンクがかった紫のチューリップである。








最近急に暖かくなったので、チューリップが一斉に咲いた。その後、この1週間、低温の日が続いているため、花が長く咲いている。初夏のような日が続くと、1、2日で散ってしまう場合もある。今年はチューリップにとってラッキーな年である。

2011年4月14日木曜日

ゲウム(リヴァレ アルバ)とプリムラマラコイデスの花

ゲウム(Geum Rivale Alba)はバラ科のダイコン属と、最初のラベルに書いてあった。ダイコンソウは春によく見かける、カラフルな花であるが、このゲウムは白花で草姿が美しくあまり見かけない耐寒性宿根草である。風鈴ダイコンソウとも呼ばれているらしい。姿の可憐さとは異なり、かなり強健な宿根草で、毎年よく花が咲く。目立たないが好きな花である。

プリムラ マラコイデスは毎年早春の庭を彩る一年草である。ピンクの花が多いが、白花だけを植えている。それにもかかわらずピンクの花が咲くのは、原種がピンクなのだろう。こぼれダネで増えるが、今年はあまり苗ができず、大切にプランターで育てた苗が、今満開である。

東京でも雪が多く夏は暑い我が家では、耐寒性の強い植物が生き延びる。以前は耐寒性の弱い植物も多く育てて、冬は温室に入れたり室内に取り込んで冬を越させた。ゆったりのんびり気楽にガーデンの植物を育て続けるには、その土地の気候に合った植物を中心に育てたほうが長続きする。春の種まきは気温が上がってゆっくりと、といわれている。しかし、昨冬にネットでたくさん購入した野菜の種はもう蒔き時だ。ヒノキの花粉が恨めしい毎日だ。今日も日中は暑くなりそうだ。プランターのビオラが萎れないように、水撒きをしよう。

2011年4月13日水曜日

チューリップの開花

チューリップのつぼみが膨らんできた。晩秋に球根を植えたものだ。八重のチューリップの球根は最近安価に出回るようになった。開花は比較的遅く、4月下旬から5月である。花の少ない時期には早春咲きのチューリップが欲しい。八重の球根は来年には一重で花が咲く場合も多く、2度楽しめる。 

去年の球根から咲いたチューリップである。一度掘り上げているので、色が分かりにくく、庭のあちらこちらに点在して咲いている。チューリップの球根は、2年続けて咲きにくく、葉が枯れるまで植えたままで、それから掘り上げて、子球をはずし、涼しい場所にネットに入れ吊るし、夏を越させる。秋に大きな球根だけ庭に植えつける。小さな球根は、隅に2,3年の成長を待って植え込む。(おかげで狭い庭は球根だらけになるのだが、、、)


今年の冬は雪が少なく、その上早春に雨も少なかった。早春になり、雪が降り寒い霜の降りる日が続いた。そんな気候のせいか、球根類の開花が例年と異なっている。早春咲きの小球根が遅く開花した。宿根草の雪割草は開花していない。クリスマスローズのニガーは、冬に咲き始めるのだが、今年はオリエンタリスより遅かった。昨日は少し寒かったが、今日から一気に気温が上がるらしい。庭の水撒きが忙しくなる。

2011年4月10日日曜日

チオノドグサ、スキラ シベリカ アルバ、プシキア リバノチカの開花










チオノドグサが小さく開花している。群生すると美しいのだが、今年は球根が埋もれてしまっているのかもしれない。植えっぱなしで咲き続ける,小球根の花である。


スキラ シベリカ アルバの花がブルーの花に遅れて咲いた。どちらも大好きな早春の小球根の花である。









プシキア リバノチカは小球根でもヒヤシンスのように少し豪華に咲く。今年は栄養不足で貧弱である。明るいブルーに真ん中に白い線が入る。






気温が昼間は室内で20度を超えるようになった。庭は相変わらず風が強いが、その風が吹くたびにクレマチスの蔓がぐんぐん伸びる。風に新芽が折れることもある。アネモネやチューリップが咲き始め、庭が一段と春らしくなった。もう少しの辛抱なので、花粉のためにマスクやゴーグルをし防護服に身を固めて庭の手入れをした。

2011年4月9日土曜日

セリンセ、アネモネ、ムスカリの花

セリンセの花が早く咲いた。去年のこぼれ種から冬の間に南向きの庭で大きくなった。ちょうど壁際の苗だったので早春から咲き続けている。今年はセリンセの種は蒔かなかったが、こぼれダネで3株できた。珍しい花の形と色で、種も黒い豆のようで目を引く。
アネモネの球根だと思うのだが、白くて中央が紅く美しい。球根の袋をなくしたので,ラナンキュラスではないと、思うのだが、、。
ムスカリが植えっぱなしの球根から花が咲いた。強健な球根ではあるが、植えっぱなしだと、はが茂りすぎて見苦しい。毎年掘りあげて、植えなおすといいのだが。


今日はわずかに雨が降って、曇った天気だ。しかし暖房をつけなくてもいいくらい暖かい。もう少し雨がたくさん降ると、植物には恵みの雨となるのだが。今年は、冬から春先の雨が非常に少なかった。庭が湿り気を帯びていないので、あまり美しく見えない。これから、一気に新緑の季節になってしまうのだろうか。近くの街路樹のモクレンは満開となり、昨日からの突風で散り始めた。車のフロントガラスから時折眺める桜も満開を迎えようとしている。スギ花粉の季節も終わりを向かえ、今度はヒノキが始まっている。もう少しの辛抱である。

2011年4月5日火曜日

アネモネが咲き始める

今朝、アネモネが咲いていた。日が当たるともっとたくさん咲くのだが、直射日光の下ではきれいな写真が撮れない。春の光をたくさん浴びて花はきれいに開くのだが、なかなか美しく撮るのは難しい。今日も朝は幾分冷えたが、昼は汗ばむくらいだ。ビオラは満開だが、丈の高い一年草、アグロステンマ、サポナリア、レースフラワーなどがぐんぐん伸びてきている。この時期になると風が強くなり、丈の高い植物は倒れやすくなる。支柱が必要だが、花を自然に咲かせるためには見えないようにしかもしっかりと支柱やテープをつける。

2011年4月4日月曜日

それぞれのつぼみたち

ゲウム(ダイコンソウ)のつぼみ。釣鐘ががたの花が清楚で美しい宿根草である。去年は5月に咲いた。

アネモネ(フルゲンス)のつぼみ。薄い紫がかったピンクで群生すると美しい。可憐な宿根草ではあるが、強健である。

クレマチス(アーマンディ)のつぼみ。白い花だがつぼみはピンクがかっており、花が咲くと香りがよい。早春に咲くクレマチスで、強健でつるがよく伸びる。常緑といわれるが、半分以上葉は落ちる。

アネモネ菊咲きの白である。昨秋に球根を植えた。アネモネは毎年咲くが、球根が小さく、土を耕すとすぐ行方不明になる。乾いた小さな球根を、最初にバーミキュライトなどで吸水させ、冷蔵庫で1週間程度置くと芽が出る。それから地面に植えると確実に育つ。

チューリップのつぼみ。以前の球根らしくつぼみは小さい。

これからは、毎日庭が変化し楽しい。しかし水が切れると成長が悪くなる。また雑草や害虫も成長する。忙しくなるが一番楽しい時だ。まだまだ花粉が多く、思うように庭に出られないのが悩みだ。毎年のように、防護服を着て、ゴーグルとマスクをし水を撒く。ちょっと草取りなどに精を出すと、次の日は花粉症の症状がひどい。庭から帰ると、花粉よけのスプレーをして顔を洗い服も着替える。早く画期的な薬が開発されるといいのだが、、、。

2011年4月3日日曜日

ユスラの花が咲く

庭のユスラの花が満開だ。近くの街路樹のさくらんぼの花も咲いている。我が家のさくらんぼの木は北にあるせいか、まだ堅い芽のままである。ユスラは去年豊作で、かなり枝を切り詰めたが、今年も花が咲きそうだ。
近くの街路樹のモクレンが真っ白の花を一面に咲かせている。モクレンの花が咲く頃には、よく春の雪が降り花が枯れてしまう。今年は無事に咲きつづけることができそうだ。