2010年5月1日土曜日

ツルハナシノブとフロックス(パヒューム)の花



ツルハナシノブ(写真左)とフロックス(パヒューム)(写真右)はどちらも宿根でグラウンドカバーに使っている。写真の色のせいでどちらも白く見えるが、ツルハナシノブは薄紫の美しい色である。花びらが少し丸く、花茎が短いので倒れにくい。フロックスは芳香があり花茎が長く一斉に咲くと白い絨毯がなびくようで壮観である。花後に葉が枯れやすく、グラウンドカバーとしてはツルハナシノブのほうが美しい。
地面を覆っているグラウンドカバーの植物が春に一斉に花が咲く様子は見ごたえがある。今はこの2つとアジュガの花が紫色の花穂を一斉に咲かせている。
晴天に恵まれ、庭の植物の背丈がグンと伸び、庭が立体的に見える。フェンスのクレマチスやバラが新緑の若葉とつぼみをなびかせている。今から心配なのは、クレマチスの立ち枯れ病とバラのバラゾウムシとチュウレンジバチである。今、被害が出ているのはバラゾウムシである。バラのつぼみの首の辺りを噛み切って枯らしてしまう蒸しである。時には、バラのつぼみが全滅することもある。”見つけ次第捕獲する”と、園芸書には書かれているが、もっとよい方法はないのだろうか?植物の中では、バラが特に好きなわけではないので、かかりっきりになるわけには行かない。バラは魅力あるが、日本の気候では、労多くして実り少ない気がする。その上、肥料食いで、病気、害虫も多く、手入れするのに棘が刺さる。バラ好きの人にとっては、それが又魅力の一つなのだろう。バラの花は、私には似合わない。

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