cirrhosa の庭 --- 四季の記録 (写真をクリックすると大きくなります)左上の検索スペースに花の名前を入れると、その語句が含まれるブログを表示できます。右サイドバーのgardenをクリックするとWebアルバムにリンクされ、2002年からの写真を見ることが出来ます。今年のWebアルバムは、新しく下にリンクバーを作りました。庭に出て写真を撮るたびに新しい写真とコメントを更新しています。
2009年12月31日木曜日
今年最後の日誌”ビオラ”
今、庭で一番元気に咲いているのはビオラだが、あまり珍しくないので園芸日誌に写真を載せることが少ない。これらは採りダネでいくつかの品種が交雑して出来たものである。珍しいきれいな模様や色が出た時はその種を採って増やしているが、なかなか安定した品種にならない。今年美しい模様は来年にはなくなる場合が多い。今年最後なので、たくさんのビオラの写真をのせることにした。明日からは寒くなるそうだ。ビオラの苗に黒点病のような斑点がたくさん出ている。少し心配だ。来年考えることにしよう。
2009年12月24日木曜日
冬咲きスイセンとオキザリス(パーシカラー)
冬咲きスイセン(写真左)がたった1本だけ咲いている。どういうわけか冬咲きスイセンは上手く咲かない。日本スイセンは真ん中が黄色であまり好きでないので、真っ白の房咲きスイセンを増やそうと思っていたのだが、、。冬にこそたくさんのスイセンが咲いて欲しいものだ。この時期に満開になるオキザリス(写真右上)も冬の貴重な花だ。寒さに強く球根でたくさん増える。去年、球根の小さなものを地植えにしたら、一面のオキザリスの花である。このパーシカラーは特につぼみが美しく写真右下のようになる。咲くと一面真っ白な大きな花であるが、、、。今日も寒いよく晴れた一日だ。朝気温は1℃だった。この寒さが球根には大切らしい。園芸店で冷凍球根のチューリップなどが売られており、真冬に室内で花が咲くそうだ。そのようの人工的に手を加えて咲かせるのは、あまり好きではない。今日はクリスマスイブである。
2009年12月20日日曜日
ビオラが満開
プリムラマラコイデスのつぼみと室内に入れたバラのつぼみ
晩秋にこぼれダネから大きくなったプリムラマラコイデスの苗を拾い、大きな苗はコンテナに、小さな苗は南向きの地面に植えた。コンテナに植えた苗からプリムラのつぼみが咲き始めた。園芸店のプリムラはもう満開であるが、種を蒔くと12月のはじめに南向きの庭では咲き始める。ほとんどの苗は春にならないと開花しない。今年は暖冬なので冬にたくさん咲き始めるかもしれない。耐寒性の強いプリムラマラコイデスの花は早春の庭に大切な彩を添える。白い花のみ種を採って植えているが、必ずピンクな花の咲く。たぶん原種がピンク色なのだろう。寒波が来て、睡蓮鉢の水に氷が張った。バラのつぼみはもう開かないので、切って室内の窓辺に置いた。少しずつ花が開き始めている。つぼみはイングリッシュローズ(タモラ)とHTローズ(ジンジャーレモン)である。
2009年12月18日金曜日
植え付けが遅れた苗とハボタン
今日はよく晴れた日であるが、風が冷たい。寒波が来ているらしい。今朝は久しぶりに、道に面した植栽にたくさん積もっている枯葉を袋に集めた。これらは腐葉土になる。はじめ素手で集めていたが、手が真っ赤になり痛くなったのでゴム手袋をはめて道路に散らばった枯葉も集めた。まだつぼみが固いバラも切って室内の花瓶にさした。少し赤くなってしまった小さな苗(写真上)は、どうすることもできずこのまま枯らすのもいやなので、地面に少しずつ植えつけた。大きな苗はコンテナに植え、縁側に置いた。11月のはじめに地面に植えつけるべきだった。毎年種をたくさん採るので、ついもったいないと思い全部蒔いてしまう。そこでしっかり間引きをしていれば、こんなモヤシのような状態の苗にはならないはずだ。間引きが出来ない、精神状態は種蒔きガーデナーにとって致命傷でもある。毎年同じことで悩んで、もう種は採らない、種は蒔かないなどと独り言を言う。種を蒔く以上責任を持って最後まで育てなければと思うのだが、、、。今年は体が元気になったわりに、新型インフルエンザの不安のせいか庭仕事がはかどらなかった。また、以前ハボタンの種を10月頃に蒔き冬中大きくならなかった経験から、今年は8月の終わりに種を蒔いた。ビオラと同じ時期に地植えした。虫に食われて最初は散々だったが、最近急に大きくなった。(写真下)玄関周りの北側は地面が凍ってしまうので、ビオラなども枯れてしまう。ハボタンならばOKなので、コンテナにたくさんのハボタンを植えた。最近大きくなったので、まるでキャベツ畑のようだ。ともあれ冬の花のない寂しい時期に華やかなのはいいことだ。
2009年12月10日木曜日
ヒメツルソバと千両の実
今年の冬は暖かいせいか、ヒメツルソバが一面に満開だ。霜が降りると赤くなり、地表の部分は枯れていくのだが、、、。このように一面に咲いたのは久しぶりだ。グラウンドカバーに植えているため、こちらの都合で引き抜いたり刈り込んだりしているからだ。裏の庭では千両が赤く色づいてきた。千両の実を見ると年の瀬が近づいた気分になる。12月も半ばになるのにまだ霜もほとんど降りていない。まだ地面に植えつけていない苗箱が3箱ある。早く植えつけなければ年を越せないが、今更地植えしても根が張るかどうか疑問である。なんだか種を蒔いて以来、庭仕事に身が入らない。なんとなく億劫でそのままにしてしまっていた。今日は珍しく、ラベンダーの刈り込みをした。本当ならば11月の終わり頃にするべきである。きれいな銀葉が揃っているが、刈り込んで冬を迎えなければ雪や霜で枝が曲がってしまう。その上、春にはそこから花穂が付くので低く留めてきれいな草姿を保つ必要がある。やっと1時間ぐらいで何とか刈り込みを終えた。今日の仕事はこのくらいでやめておこう。
2009年12月8日火曜日
HTローズ(ジンジャーレモン)、ダイモンジソウ、ネリネの花
HTローズ(ジンジャーレモン)【写真上】が、寒さの中美しく咲いた。つぼみを室内に入れようかと迷ったが、外で咲いた。春の花よりずっと美しい。しかしまだ小さいつぼみは切り取って室内で咲かせよう。ダイモンジソウ【写真中】が満開である。枯れ草や枯葉の間に埋もれて最近まで気がつかなかった。今年は花も多く形も美しい。ネリネが寒さの中に咲いている。リコリスは彼岸花と一緒の頃に咲いたが、ネリネは遅れて葉と一緒に花が咲いている。
今日は、朝、屋根の上にうっすらと霜が降りていた。気温は1℃だった。しかし昼には暖かくなった。用事で出かけたついでに園芸店に寄ってみた。パンジー、ポインセチア、シクラメンなど花盛りだった。毎年クリスマスにはシャコバサボテンが満開になるのでシクラメンは買わずに過ごして来た。シャコバサボテンに飽きてしまったので、今年は小ぶりなシクラメンを買ってしまった。来年こそは上手に夏越しさせ大きな株に育てたい。他に、売れ残った格安のかわいそうな球根たちが袋に詰められて売られていた。思わずムスカリ、スイセン、チューリップを購入してしまった。早速植えてしまわないと丈夫に発芽しなくなる。また、今年も球根をたくさん買ってしまった。小さく分球してしまった、たくさんの球根を先月やっと地面に埋めたばかりなのに、懲りずに買ってしまった。古い小さな球根を思い切って全部捨ててしまえば簡単なのだが、、、。
2009年11月20日金曜日
晩秋のバラたち
昨日は雨が降り続き寒い一日だった。コート無しでは外に出られず、毛糸の手袋も探し出した。今日は気持ちいいほど晴れた。洗濯物がよく乾きそうだ。庭一面の落ち葉を拾い集める。濡れた落ち葉の下にこぼれダネから芽を出した小さな苗をたくさん発見する。ちょっと前に地植えしたビオラが元気に花をつけ始めている。暖かい日差しの中、のんびりと枯葉を袋に詰め、庭を眺めていると、心が温かくなる。
秋のバラが寒さの中きりりと咲いている。つぼみもたくさんあるが、大半は開かずじまいになる。切りとって、室内で咲かせればきれいに咲くだろう。つぼみの先が、寒さにうっすらと紅くに染まった様子はいとおしい。そのままつぼみで外においておくべきか、室内で咲かせようかと迷っている。ツルバラのバレリーナのローズヒップ(写真下)が赤く色づいている。小さな実だが可愛い。イングリッシュローズ、タモラのつぼみ(写真中)はなかなか開かない。春はピンクが薄くベージュがかっているが、秋はピンクの花となる。もうひとつのミニバラ(写真上)は名前がわからない。ずいぶん前にネットで苗を購入したときに”おまけ”でもらったものである。色の濃淡が美しいのは、秋バラのせいだろう。
これから、早春まで園芸日誌は少し暇になる。いつも書きそびれている雑記帳のブログを冬は書き込もうと思う。
2009年11月15日日曜日
アケビとサフラン
アケビが風に吹かれて落ちてくる。味噌炒めなど料理に使うが、もう飽きてきて誰もアケビの実さえ食べない。アケビの美しい紫が庭に華やかさを添える。また、クロッカスに似た球根のサフランはこの時期に美しい紫色の花をつける。晩秋には紫色の花が似合う。まだ、トリカブトの花も紫色の花を咲かせている。ピンオークやシラカバ、シャラの葉が散って庭を埋め尽くしている。袋を抱えて枯葉を集め腐葉土のために貯めている。今日はビオラの花の間にたくさん伸びてきた雑草を抜く、カラミンサなど宿根の枝を切り詰め、宿根草の株分けや移植などをした。足や腰が痛く、なんだかよれよれになってしまった。もう少しで庭は冬になる。最後の苗を地植えしなければならないが、今日はもうできなかった。先週は雨続きの寒い日々だったが、今日は暖かないい天気だった。写真はサフラン(下)と地植えで、咲きはじめたビオラの花たち(中)、苗箱で大きくなりつつある最後の苗たち(上)である。
2009年10月28日水曜日
サフランの花とアケビの実
サフランの花が咲き始めた。サフランの球根は次の年には小球がたくさん出来、花が咲かずに葉ばかりになる。3年前に版画展で知り合った方に球根を送っていただき、花が終わった後の球根の育て方も教えていただいた。花が終わった後、球根を掘り上げ、2芽残して、肥料の効いた土で間隔をあけ、葉が枯れる5月くらいまで育てる。そのあとに掘り上げ冷暗所の保管する。この方法で育てたが、まだ花が咲かない球根があるので、今年は1芽のみ残して育てた。まだ少ししか花が咲いていないが楽しみだ。今年は何本のめしべが採れるだろうか?
アケビの実がようやく本格的に色づき大きくなった。雨が降ると小さな実は落ちてしまう。今残っている実は大きなものが多い。今年も味噌炒めなどを作ってみようと思う。今日は秋らしい空気の澄み切った晴天である。アケビが空に映えて美しい。
2009年10月22日木曜日
秋バラ(アイスバーグ、レモンジンジャー、デンティベス)トリカブト
2009年10月18日日曜日
はじめて咲いた今年のビオラ
8月25日に種を蒔いたビオラがコンテナや地面で花を咲かせ始めた。毎年、花はもう少し遅く咲くのだが、急に寒くなった気候のせいか、株は小さいながら花をつけ始めた。庭では、まだニチニチソウがきれいに咲いており抜いて植え替えるのは忍びなかったが、夫が全部抜いて土を整地してくれた。今日は、一番花が多い白のペニーロイヤルというビオラを外回りの植栽に地植えしようと思っている。昨日は曇りがちで夕方から雨が降ったが、今日はよく晴れて暖かい。
庭では紫色のトリカブトが風に揺れている。秋バラが葉の少なくなった庭できれいに咲いている。シャラやシラカバの葉が散り始めた。袋を引きずってそれらの枯葉を集めて回る。去年はそれらの枯葉できれいな腐葉土ができた。先日植えた去年のサフランの球根が発芽し始めた。クロッカスと非常に似ているが11月に咲くサフランは、花のない時期に美しく、めしべは香辛料として保存できる。
2009年10月11日日曜日
秋のバラ(HTレモンジンジャー、エンジェルローズ)とアケビの実
2009年10月10日土曜日
この秋最後の種を蒔く
季節はずれの強い台風が去り、庭の植物はずいぶん傷んだ。バラのオベリスクはゆがみ、地植えしたビオラの苗(写真右)は水浸しになり、その上強風に煽られずいぶん痛んだ。庭が荒れた感じになって、庭仕事をする気も起こらない。その上、咳が出始め、明け方に咳き込んで眠れない。喘息の咳か、風邪の咳かわかり難い。熱は無いのでだらだらと一日過ごしている。
けれども思い立って、今年最後の種蒔きをした。全部で11種類の種を蒔いた。もう少し丁寧に蒔きたかったが、身体の調子も悪いし、まき時を逃してしまうと冬を元気に過ごせない苗になってしまう。ひとまず苗箱に詰め気味に種を蒔いた。(写真左)残った種は、バジリコやシソを抜いた日当たりのよい庭に直接蒔こうと思う。以前、多くの友人や知人に種を差し上げたり送ったりしたが、もう面倒くさくなってしまった。種はずいぶん残ったが近所の方で種を蒔く人も少なくなった。蒔いた種のメモを残しておこうと思う。タマクルマバソウ(ASPERULA)、ホワイトレースフラワー(グレースランド)、デルフィニウム(ブルーミラー)アリッサム(スノードリフト)ここまではサカタのタネからネット購入した。スイートピー(Pansy Lavender Flush)はT&Mのイギリスの種を園芸ネットで購入。オルレア、ギリア、ビスカリア、ニゲラ、サポナリア、アグロステンマは去年の採り種である。
2009年10月2日金曜日
夏の名残、ルコー草とフウセンカズラ
今年はルコー草の種は蒔かなかった。フウセンカズラはもう枯れてきたので抜いてしまった。しかし、こぼれだねで生えてきた、ルコー草(写真右)に、花がたくさん咲き始めた。ジューンベリーの木に絡んでいる。また、フウセンカズラ(写真左)もこぼれダネで大きくなり、今頃きれいに風船の実をつけはじめた。少しさびしくなった庭に彩を添えている。
今日は、肌寒い秋雨の一日だ。これから1週間雨が降り続けるらしい。地植えしたビオラにとっては恵みの雨だろう。雨が降ると週末の種蒔きが面倒になる。最近はインフルエンザのせいで体の筋肉痛は治って来たのに外出をしなくなった。秋の風を感じながら歩きたいな、と思うのだが、、、。色々と家事をしたリ、庭の手入れをしたり、一番よくないのがネットにはまってしまい気がつくと日が沈んでしまっているこのごろである。急に日が短くなってしまった。
2009年10月1日木曜日
秋バラ(フロリバンダ 黒蝶)とエンジェルスイヤリング(ホワイトパール)
ここ2,3日の雨ですっかり秋らしくなった。朝起きるとなんだか肌寒いくらいだ。もう夏物の衣料を片付け、衣替えをしなくてはと思っている。庭に植えつけた、小さなビオラの苗もしっかり根付いてきた。ベランダのコンテナに植えている苗は一段と大きくなった。週末には残りの種たちを蒔かなければならない。毎年採り種で庭を彩っている定番の丈の高い5月の花たちの種である。アグロステンマ、ビスカリア、サポナリア、ギリア、ニゲラ、などである。
春に地植えしたフロリバンダローズの黒蝶(写真右下)が夏には葉が落ち、枝も数本枯れた。秋になりやっと花が咲き始めた。小さいが深みのある色だ。写真では少し鮮やかに写っているが、もう少し黒っぽい落ち着いた色だ。また、エンジェルスイヤリング(写真左上)が苦手な夏を乗り越え、花を咲かせている。大輪のホクシアは今年ついに枯れてしまった。日本の夏の高温多湿に弱いせいだろう。エンジェルスイヤリングはホクシアを改良したものなのでさすがは強い。
毎年今頃は新しい球根を求め園芸店の店先に行くのだが、今年はなんとなく新型インフルエンザのせいで、出かけるのが億劫だ。この時期喉や呼吸器の調子はよくない。マスクをして外出するが、完全に防ぎきれるものではない。まずは自分自身の体力が問題だ。しかし、ぐずぐずしていては球根の植え時を逃してしまう。ネットで購入するか、園芸店に出かけよう。
2009年9月25日金曜日
シュウメイギクが咲く
2009年9月24日木曜日
ビオラの苗の植え替え
8月25日に、種を蒔いたビオラの苗がピートバン(写真4枚目)、苗箱(写真3枚目)共にいっぱいになり、間引きまたは植え替えをしなければならない。種蒔きでは間引きが重要なことはわかっているが、せっかく成長した苗を選んで間引きするのは心が痛む。このために丈夫な苗を作ることができず、間引きするべき苗も助けられず、よくないことは分かっているのだが、、、。結局例年通り、プランター(写真1枚目)に大きな苗を仮植えし、残りの苗は地面に直接植えた(写真2枚目)。地面の苗がどれだけ生き残るかが問題だ。写真でもわかるように、採りダネだからといってたくさん蒔きすぎると苗の成長がよくない。これから、ビオラの苗の移植が続く。植え付けは腰が痛く疲れるが、来年の春のためにがんばろう。
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