2006年5月31日水曜日

初めて咲いた春咲きシュウメイギク


 一昨年、友人から送ってもらった種、春咲きシュウメイギクがはじめて咲いた。この名称についてはまだよく調べていないので正確かどうかわからない。アネモネのような花だといわれ、地植えのほかにコンテナにギッシリ植えていたら、背が高くなりアネモネのようには咲かせられないことがわかった。可憐で野趣のある美しい花である。たくさんの苗があるので来年はどこに植えようかと迷っている。宿根草は種を蒔いても花が咲くまでに2年かかるものが多い。やっと花が咲いたときの感動は大きい。
 長雨のため徒長して咲かなかったポピーが倒れながら咲き始めた。クレマチスのジャックマーニ系がもうすぐ咲きそうだ。ビチセラのマダムジュリアコレポンは突風のときに上部が折れてしまったが、今深紅の大きな花を咲かせている。年々花が大きく色鮮やかになってくるようだ。今日もさわやかな一日のようだ。


2006年5月30日火曜日

今年のイングリッシュローズ(タモラ)


 イングリッシュローズ(タモラ)は丈も低く鉢植えで育てている。つるバラは狭い庭でもフェンスや壁に這わせれば十分に日当たりと風通しを確保できる。しかし木立性のバラは、我が家のように狭い庭で、花も野菜も苗もと言ったスペースの無い育て方をすると病気になりやすく美しくもない。コンテナに植えるものは水遣りが大変なのでなるべく少なくしたいのだが。タモラの冬の剪定と土の入れ替えを遅れて2月にやった。そのせいか、芽が出るのが遅く枝も貧弱になった。細い枝に大輪のバラが付き、折からの突風で次々に折れてしまった。花を切り花瓶に差した。大きすぎるバラも考え物である。
 昨日から初夏を思わせる晴天で風も心地よい。週末にビオラを全部抜き取って種を採り終えた。そのとき刺されたブヨのため足首が腫れ上がり動きにくい。又、体調も今ひとつなので庭に出るのを控えている。ペチュニア、インパチエンスの苗が急に大きくなった。鉢植えのイチゴも色づいて食べごろである。


2006年5月25日木曜日

ピンオークの若葉


 若葉が出てくるのが遅いピンオークの木がやっと美しい新緑になった。5年位前に葉が美しいのでシンボルツリーにしようと思い苗木を購入したが、なかなか大きくならずに幹も細い。この2,3年で大きく成長し美しい新緑と紅葉を見せるようになった。葉の形が面白く紅葉した時の葉が特に美しい。去年は押し葉にして版画に利用した。ピンオークの下から空を眺めていると高原にいるような気分になる。
 今日は珍しく一日晴れるらしい。五月の日照時間の不足で春苗の発育が遅い。ヨトウムシなどの被害が少ないのもそのせいだろうか。春花壇の整理や種採りなどやら無ければならないことが多い。体調を考えのんびりと庭のバラを眺めて過ごそう。


2006年5月24日水曜日

バラの花(フロリバンダ 黒蝶)


 ここ数日天気が変だ。今日も朝は曇っていたが昼すぎから暑くからりと晴れ、3時頃からは嵐のような大雨が雷とともに降った。去年の今頃は雹が降った。
 バラが一面に咲いているが、天気のせいですぐ駄目になってしまうものもある。イングリッシュローズのタモラは枝が細く花が大輪のせいか、雨や風にやられて美しい姿がすぐ駄目になった。フロリバンダの黒蝶は、花持ちがよく花びらが散らない。花が中輪で枝がしっかりしているため、雨や風にも平気だ。黒みがかった赤が白い花の中で映える。
 今日は体調がもう一つだが、庭を見ていると気分が和らいでくる。もっと穏やかな天気になって欲しいものだ。


2006年5月23日火曜日

カモミールの花


 以前庭いじりを始めた頃、最初に植えたのはカモミールなどのハーブだった。一面のカモミールの畑の美しさに感動し、毎日カモミールを摘んでお茶にしたものだ。最近は庭の隅に追いやられてかわいそうである。カモミールの匂いが一面に漂ってくるが、雨に会うとすぐ倒れ汚くなってしまう。今年は、周囲にバジルの種を蒔いたので、カモミールが倒れると小さなバジルの芽がやられてしまう。つい、倒れた株を抜いてしまい、一面に咲くという感じではなくなった。
 今年購入したバラ、深紅の黒蝶が満開になった。フェンスの白いアイスバーグやジギタリスに映え美しい。


2006年5月22日月曜日

ラナンキュラスが咲いた


 去年まで毎年咲いていた北側の花壇の白いラナンキュラスは、ついに芽が出なかった。冬の初めには芽が出ていたのに雪に埋もれて枯れてしまった。秋に新しく植えた深紅のラナンキュラスがやっと南の花壇で咲き始めた。栄養不足のような小さな花ではあるが、可憐である。来年はもう少し大きな花になって欲しい。
 今日も風が強く吹き、丈の高い花は次々折れていく。支柱を立て縛るとそこから折れるしうんざりである。徒長したビオラは風で倒れてしまっている。この時期に種を採るためにどこまで春の花を残すかが思案のしどころである。園芸の本には”五月のはじめには思い切りよくビオラなどを抜き、土を耕し土壌を改良しそれから夏の苗を植える”のように書いているが、まだ元気な花を抜いて捨てるには勇気がいる。この時期は少しつらい選択である。


2006年5月20日土曜日

クレマチス(ビビアンペンネル)が満開


 雨が降り続いていた昨日までがウソのようだ。朝から晴れて蒸し暑く、まるで夏のようだ。急に暑くなり、庭の植物はぐったりしている。そのうちに突風も吹き始めクレマチスの蔓、丈の高い花たちが折れて無残な状態になった。支柱を立てたり折れた部分を切り戻したりした。暑さのために気分が悪くなるほどだった。夕方になると、突然曇り始め雨が降り始めた。あまりにも変わりやすい天気に驚いている。
 リビングの正面にビビアアンペンネルが咲いている。隣の家の壁が風を防いでいるのか、全く傷みもせずに美しく咲いている。去年は立ち枯れ病になり心配したが、今年は華やかに咲いている。早咲きのクレマチスはこれで終わりのようだ。バラが一斉に咲き始めた。


2006年5月19日金曜日

セントーレア(宿根矢車草)が最盛期


 5月5日に咲き始めた宿根矢車草は今年はとても元気だ。短い花茎から次々に花が咲く。株が充実してきたのだろう。フェンスのそばの株は充実しているが、込み合った場所の株はやはり貧弱だ。狭い土地での陣取り競争のようで早く葉を茂らせて太陽の光をたくさん受けたほうが強くなるようだ。土、光、風通し、どれも十分に得たいだろうに、ギッシリ詰めて植えて、少しかわいそうな気になってくる。
 雨が梅雨のように続くので、クレマチスが又、立ち枯れ病になった。バラの花も雨のあたった部分が斑点のようになってくる。ナメクジが増えてきて、夜の見回りだけでは不十分だ。ペチュニアの苗が特にやられている。春蒔きの苗は成長は早いが虫との闘いで気が疲れる。やはり秋蒔きの種が楽である。


2006年5月17日水曜日

たくさんの苗が育った西洋オダマキ


 数年前に蒔いた西洋オダマキの八重がたくさんになった。庭のあちこちからすくっと伸びきりりとした姿を見せている。最初の株は大きくなり10本ほど花茎がある。去年蒔いた種は裏の庭でギッシリ苗になっている。従来のオダマキが押され気味になっている。
 クレマチスに引き続きバラが開花し始めた。去年切り詰めて根元からのシュートだけにしたデンティベスは低い位置で花を咲かせている。イングリッシュローズのタモラはつぼみが開きかけている。エンジェルローズは小さな花をギッシリ咲かせている。今年購入した黒バラの開花が楽しみだ。今日も雨が降り、明日も雨の一日らしい。ナメクジと苗の成長が心配だ。バラやクレマチスは温度が低いので長持ちしている。


2006年5月11日木曜日

ゲラニウム(ジョンソンズブルー)が咲く


 去年一株だったゲラニウム(ジョンソンズブルー)は、親株は枯れてしまい、種から新しく3株に増えた。今年は早く咲いたと思って去年の記録を見ると、やはり5月2日には咲いていた。記憶のあいまいさに驚くのだが、園芸日誌を書き始めて、過去の花の栽培記録を簡単に思い出すことができるようになった。
 梅雨のような雨降りが続き、ナメクジがペチュニアの苗を襲う。植物が込み合っているところでは病気が発生し始めている。特にバラは風通しが必要なようだ。昨秋に蒔いたルピナス、ポピーの苗が埋もれて今にも枯れそうだ。しかし移し植えるスペースも無い。こうやって駄目にしてしまう苗も多い。五月の時期は植物にとっても太陽を求め激しい生存競争が行われているのだろう。もう少し広い場所があれば育つ苗も多い。しかし、私の体力では今の庭の広さが限度かもしれない。


2006年5月10日水曜日

ギリアが咲く


 3年位前、ギリアの種を蒔いて育てたが、肥料が効きすぎたせいか、野菜のように大きくなり、そのうえ茎は曲がり、予想を大きく裏切った。種も採らずにいたが、次の年こぼれダネでたくさん芽が出た。ギッシリ芽が出たせいか、背も低く華奢な可愛い花が咲いた。それ以来、ずっとこぼれダネで咲き続けている。栄養不足くらいが丁度可憐で可愛い花になる。たくさんブルーの花が一面に咲いている。


2006年5月8日月曜日

クレマチス(ユキオコシ)が咲く


 3年ほど前に、近所の山野草が好きな方からもらった挿し木苗のユキオコシがはじめて咲いた。樹勢が弱く、つるが少し伸びるとすぐ枯れてしまい、なくなってしまうのではないかと思われたが、今年になって太い蔓が伸び、大きなつぼみがたくさんついた。写真では見たことがあるが本物の花ははじめてである。咲きはじめは緑がかっており、次第に白くなり大輪のダリヤかバラのような雰囲気である。クレマチスはひたすら待つことが大切である。
 オダマキが満開を過ぎ、西洋オダマキが咲き始めた。西洋オダマキは可憐な外見と異なり強健である。
 最近の庭はそれぞれの花が茂りすぎ、容量オーバー気味である。狭い庭なのでもう少し整理すべきなのだが、タネから育てた苗を全部植えたくなってしまう。毎年この時期になると植え過ぎを反省する。早春には逆に庭の苗が小さすぎ寂しいと感じてしまう。この悩みを解決することは難しい。
 もうすぐビオラをはじめ、タネを採る時期になる。どのくらいの熟し方で種を採るのが一番いいのか。追熟はどのくらいまでOKなのか。毎年色々考える。園芸雑誌には、”ビオラのタネなどは花が最盛期のときに元気な種を採るのがよい”と書いてあるが、最盛期を過ぎ終わりに近づくとやっと種がつきはじめるのが現実である。ともかく毎年そのタネで花が咲いているからいいのだが、よりよい種の採り方タイミングが知りたい。


2006年5月6日土曜日

ポテンティラが咲く


 一昨年蒔いたポテンティラのタネは発芽率がよく丈夫に育った。去年は花が咲かず今年はじめて咲いた。やせ地で乾燥にも強いと書いてあったが、なかなか株が大きくならず心配していた。今年は5月になり白い小さな花がすくっと伸びた茎の上にたくさん咲いた。宿根草なのでこれから毎年花が見られるだろう。
 連休中の暑さのため、クレマチスは次々開花し始めた。ビオラが徒長し始めた。ペチュニアの苗がまだ芽が出たばかりなので、もう少しがんばって欲しい。バラのつぼみも大きく膨らんできた。ただ強風が吹くため、バラやクレマチスのつるが絡んでしまう。この2,3日、庭で働きずくめだ。


2006年5月1日月曜日

ネモフィラの花


 ネモフィラの花は好きだが、すぐ曲がってしまい茎を動かそうとすると折れてしまう。今年はなんとなくタネをまいてしまった。直播きして強く育てた。ビオラの間から顔をのぞかせている姿は美しい。
 今日は夏のような暑さで30度を越えた。花粉はもう大丈夫だと思うが、窓を開けるのはなんとなく不安だった。昨日は、以前突風で折れてしまったトレリスを建て直し、クレマチスを誘引しなおした。夫がほとんど一人でがんばっていた。かなりのクレマチスが折れて、被害も大きかったがきれいに仕上がった。今日は久しぶりに農園に行った。以前撒いた小松菜、青梗菜、水菜がギッシリ芽を出し、間引きをした。これらを今晩の食卓に載せようとした。ボールいっぱいの間引いた野菜を洗い、根を切って食べるようにするのは大変だった。二人がかりで30分くらいかかった。又室内に置いていたガジュマルの鉢を外に出した。もう20年以上我が家で過ごしている植物である。シャコバサボテンの鉢の土も換えた。去年土を換えなかったので、根つまりして腐ってしまった株もあった。短く剪定し、剪定した部分はミズゴケを巻いて挿し穂にした。よく働いた一日だった。