2006年6月30日金曜日

クガイソウ、オカトラノオが咲く


 3年前、信州の友人の別荘からもらってきたクガイソウとオカトラノオが咲いた。山の中で咲いている美しさと庭で咲くのは異なり、はじめの年は少しがっかりした。山にあってはじめて美しい花だからだ。今年はあまり栄養豊かにならず、ちょっと山野草の風情がある。きりっとした美しさと強さが好きである。
 今日も晴れて暑かったが、明日は雨らしい。3日間晴れた日が続いたので、ペチュニアやカリブラコアが一斉に咲きはじめた。ナメクジの姿も見えない。庭の隅にあるハンゲショウが美しく色づいてきた。夕方にはその葉の白さが際立ってくる。初夏の香りがする。


2006年6月27日火曜日

カスミソウ(ジューンブライド)が満開


 カスミソウ(ジューンブライド)は好きな花の一つだ。コンテナにこんもりと丸く咲いている姿は梅雨時に特に美しい。色々な方角から写真を撮るのだが実際の美しさが上手く現れていない。この写真は通路の敷石のレンガの間に咲いたカスミソウである。可憐で繊細な花であるが強健でこぼれダネで増える。
 今日は朝の曇り空から一転して暑い初夏の太陽が輝いた。あわてて溜まっていた春物を洗濯した。庭ではナメクジに食われて葉が少ししかないペチュニアが一斉に花をつけた。インパチエンスはしんなりしている。昨日雨の中を植えつけたコスモスとルコー草の苗がぴんとしている。バジルとシソがギッシリ密生していたので、植え替えた。虫がつきやすいがこれからもっとも利用するハーブである。


2006年6月23日金曜日

ユリが咲き始めた


 家のあちらこちらでユリのつぼみが大きくなってきた。植えっぱなしで毎年大きな花を咲かせるユリは初夏に大切な花だ。毎年梅雨の中でいい香りを漂わせている。雨の合間に伸びすぎた雑草や木の枝などを整理して病気を防いでいる。風通しは大切である。先日、また藪の中でブヨに刺された。そのときはあまり痛くも痒くもないが、次の日から熱をもって腫れてくる。昨日は歩けないほど腫れて、ついに皮膚科に行った。毎年ブヨに刺されてどうすれば防ぐことができるのだろうか?


2006年6月22日木曜日

クレマチス(ボーゲルビーホワイト)が満開


 購入して3年目になるが、オリーブの木の下に植えたため、夏場に日光が不十分なのかなかなか株が充実しなかった。名前は自分で書いて名札を立てたのだが自信がない。花は小さくうつむいて咲く。もう少したくさん咲くと美しいだろう。
 ラベンダーが七分咲きである。今度晴れた日の朝に摘み取ろうと思っている。ユリが咲き始めた。しっかりしていない茎には支柱が必要だ。ユリのすぐそばに4月ごろダリヤの球根を植えた。その頃は日当たりのいい場所だったのに、今はユリ、シュウメイギク、ギボウシなどで藪のようになっている。仕方がないので掘り起こし、日の当たる場所に植え替えた。球根はそのままだったが、発芽するだろうか?


2006年6月21日水曜日

レースフラワーがやっと満開


 去年はレースフラワーの苗が育ちすぎて、庭中に植えた。今年は少ししか種を蒔かずに様子を見た。日当たりのいい場所に植えなかったため、アブラムシがついたり、風で折れたり、最近は雨で曲がってしまった。残念ながら今年のレースフラワーはあまりきれいではない。少し遅く花が咲いたので他の花が少なくなっており、きれいではないが大切に支柱を立てて花を楽しんでいる。
 上まで咲ききったジギタリスを切り、ギッシリ生えたワスレナグサの苗を抜いた。この時期にワスレナグサのこぼれダネは一斉に芽が出て一面の雑草になる。全部抜くのは忍びないがペチュニアの苗が見えなくなってしまうほどだ。
 今日は一日中雨模様の曇りの日だった。庭の飛び石にコケが生え始め滑らないように注意している。雑草を抜いているとヨトウ虫がいくつも見つかった。



2006年6月18日日曜日

こぼれダネのペチュニアクリーピア


 今年は種を蒔かずにいたが、こぼれダネでたくさん苗が大きくなった。ペチュニアの咲き始めは美しい。ペチュニアクリーピアを毎年育てて悩むのが、株の広がりの大きさである。その割に花はギッシリつかず、切り戻しもなかなか元に戻らない。雨に強いといわれているがそれほどでもない。夏場はこぢんまりとギッシリ咲いて欲しい。 今年蒔いたペチュニア、カリブラコアはまだ小さな株のままでナメクジにやられている。
 今日も昨夜からの強い雨で庭仕事はできない。種を採ろうと引き抜いたアグロステンマ、サポナリア、ウッドラフを庭のテーブルの上に積み重ねたままである。ラベンダーの小さな苗が花の重みで倒れている。小さな苗の花のみ、早めに摘んでしまった。部屋中にラベンダーの香りが漂っている。


2006年6月16日金曜日

二ゲラがわずかに咲く


 今年、二ゲラの種はたくさん蒔いたのだが、きれいに育った苗は少なかった。二ゲラは耐寒性はあるが春に成長するのが遅い。背の高いアグロステンマ、サポナリア、 ビスカリアに埋もれて、十分に日が当たらなかった。風に折れたり曲がったりで、まっすぐに育ったものが少ない。育てやすい二ゲラなのにきれいに咲かせることができずに残念だった。二ゲラは大好きな花の一つだ。種が特に好きだ。
 昨夜から降り続いた雨は昼からやんだ。今夜は一人でナメクジ狩りをした。雨上がりのせいかたくさんいた。懐中電灯を照らしながら割り箸でつかまえる。地面に植えたペチュニアは哀れに食べられている。


2006年6月15日木曜日

ジューンベリーの実


 色づいたジューンべりーの実が美しい。ジューンベリーの木が植えてある所は、以前ハナミズキが植えられていた。花は美しいが夏場のうどん粉病に困り果てていた。リビングから見える緑が美しい時が少なかった。小さいジューンベリーの木を植えると次の年から実が成った。今のところあまり虫もつかずうどん粉病にもなっていない。花も白くてかわいらしいが、実の形が好きだ。甘くて美味しい。まだ生食のみだが、もう少したくさんなったらジャムも作りたい。写真の背景に見えるのがラベンダーのつぼみ達である。


2006年6月14日水曜日

ルリタマアザミのつぼみ


 ルリタマアザミのつぼみが大きくなっていく。金属光沢があり存在感がある。葉がアザミに似て大きく場所をとるので来年はどのくらい残そうかと考えている。宿根草は2年越しで種から花が咲いたときは嬉しいが、場所を確保することが難しい。
 曇りのち雨といわれていたが、昼から薄日が差してきた。たくさん実がついたアケビが少しずつ落ちてきている。ジューンベリーが紅く熟れ鳥が食べに来ている。少し早いが実を摘んで食べようと思う。ジューンベリーの実は、早くから甘い。
 ベランダの苗床に蒔いたコスモスの種は3日で発芽した。こんなに早く発芽するのならもう少し遅く蒔いたほうがよかった。コスモスは開花前に、ウイルスにより葉がおかしくなる。アブラムシが原因だろうか。今年こそ元気に咲かせてみたい。


2006年6月13日火曜日

クレマチス(ビチセラアルバラグジュリアンス)が満開


 今日も小雨のち曇りの梅雨の天気だ。体調はいまひとつだが、暑くも寒くもない庭仕事には最適の時期だ。蚊取り線香を点けていれば蚊もたいしたことはない。バラが終わり、クレマチスが元気である。ジャックマーニ系に引き続きビチセラが咲き始めた。ビチセラアルバラグジュリアンスは白い花をギッシリつける。花びらの先が葉っぱのように緑色をしており面白い花である。フェンスいっぱいに咲いているがあまり目立たない。
 サポナリアとアグロステンマの種がだんだん熟してきた。 ビスカリアはまだ咲き続けている。2年越しのルリタマアザミのつぼみがしっかりとついている。種から育ったのでたくさんありすぎて来年はどうしようかと、考えている。今年は種を蒔かなかった白のペチュニアクリーピアがこぼれダネで大きくなり花を咲かせている。ほんのりピンクの花もある。


2006年6月11日日曜日

ホタルブクロの花


 以前、家の周りの野原にはホタルブクロがたくさんあった。野原から庭に移植してきたホタルブクロは、肥料のせいか大きくなりすぎて野草の趣がない。近所の方に頂いたホタルブクロは背が低くひっそりと美しい。コナラの木陰に咲いている。
 今日も雨が降り続いている。花が咲き始めたペチュニアの鉢を雨の当たらないところに移動させた。ラベンダーの根元が黒ずんできた。ナメクジ捕りとヨトウ虫捕りが忙しくなった。ナメクジは捕っても捕っても涌いて来るような気がする。ペチュニアの苗やかすみ草(ガーデンブライド)が虫は好きなようだ。


2006年6月10日土曜日

ワイルドストロベリーがかわいい


 イチゴはあまり収穫はなかったが、今一面にワイルドストロベリーが実をつけている。近所の方に頂いた苗が一面に広がり、大事なハーブ園をつぶしてしまっている。かなり抜き取ったが、残りが又増え、植木鉢に入れた苗は美しく実をつけている。甘くて食べられるが、実の形を見ているだけで絵になりそうだ。ジューンベリーも実が赤くなりだした。ゆすらの実は今年は不作で彩り程度にしかならなかった。去年たくさん植えた家の外側のボーダーのブルーベリーはまだ色づいていない。去年は3本のブルーベリーでたくさん成るのは1本だけだった。今年からは生食にジャムもできそうだ。今日はつかの間の晴れ間だった。


2006年6月8日木曜日

クレマチス(ジャックマーニ)が満開


 クレマチスのジャックマーニ系の季節になった。入り口の垣根に絡ませてあるジャックマーニは一番古く花もたくさんついている。きりりとした形と澄んだ藍色が美しい。バラのフェンスではビクトリアが咲いている。ジャックマーニ系の中でもジャックマーニの形がすっきりしていて好きだ。初夏を感じさせ風に揺れる姿が美しい。
 来週は梅雨に入るらしい。今年の5月はからっと晴れた日が少なかった。夏の苗をコンテナと花壇に全て定植した。日照不足のせいかペチュニアの苗はあまり大きくならずインパチエンスはもう、つぼみがついている。土曜日に定植した苗はぴんとしているが虫に食われている。今日も一日苗に明け暮れた。


2006年6月7日水曜日

ポピーが満開


 昨年の11月の終わり頃に直播きした苗である。遅く蒔いたせいか雪の中で駄目になりそうだったが何とか生き延びた。成長が遅く、周りのビオラやワスレナグサに埋もれて貧弱に育った。五月の日照不足のせいで、やっと今頃咲いている。支柱を立てても風に倒されやっと最近まっすぐ伸びてきた。次々咲きだすと思ったより美しく、特につぼみの形が好きだ。
 南向きのフェンスそばではラベンダーがピンと花穂を伸ばしている。ラベンダーの咲き始めの頃に雨が降らないよう、毎年祈っている。梅雨のない地方に合う花であるが、それでも植えずにいられない魅力がある。少しでも日照が遮られると、ピンとたくましく育たない。日向の水はけのよう一等地を占拠している。今年はたくさんラベンダーが収穫できそうだ。


2006年6月6日火曜日

ふうろ(ゲラニウム)が満開


 ゲラニウムが満開である。毎年株が大きくなり今年はしっかり咲いた。乾燥気味の場所がいいのか、毎年梅雨時には弱ってくる。以前からあった紫がかったボタン色の花は、咲き終わり、今は白が満開である。葉の切れ込み、つぼみの形、どれをとっても美しい。ひっそりと咲いているところが好きである。
 ペチュニアとカリブラコアの苗は地面に根付いたようである。植える前は色合いを考えてなどと思っていたが、苗が多すぎて、ただ地面に田植えのように植えつけるのが精一杯であった。ちょっと疲れ気味で、体調不良である。ユスラの実が熟れてきた。イチゴも熟れてきたが、見ているだけで美しい。花より実のほうが絵に描きたくなる。


2006年6月4日日曜日

アイスバーグが咲き終わる


 リビングの窓から丁度アイスバーグのフェンスがよく見える。最後のつぼみまで咲き終わり散り始めた。手前にたくさん植えているジギタリスがやっと満開になり始めた。食事をしながら、ちょっとイングリッシュガーデン風かな?と思った。バラは手間もかかるし場所もとるのであまり植えないようにしている。しかしこの時期のバラはやはり魅力的である。
 ペチュニア、カリブラコアの苗が苗床でいっぱいになったので、地面に定植した。腰が痛くなるので、地面に座り込んで植えていった。ブヨや蚊を防ぐために蚊取り線香や防虫スプレーも使った。
 夕方、農園にブロッコリーと絹さやを採りに行った。ブロッコリーはもう少しで花が咲きそうだった。最後のレタスも収穫した。植え付けと収穫にしか行かない怠惰な農民である。


2006年6月3日土曜日

タマシャジンがたくさん咲いた


 去年、園芸日誌に写真を載せたことで、名前を教えていただいた。イギリスのWILD FLOWERのタネから、野生のビオラとばかり思っていた。庭に散らばっているタマシャジンの苗を集め、植木鉢にも植えた。おかげで、今年はたくさんの花が咲いた。木陰でひっそりと咲いているほうが、この花の雰囲気にあっている。
 初夏のいい気候が続いたと思えば、また今日は雨模様で少し肌寒い。最後のビオラの植木鉢の種を採って片付けようと思っていたが、のんびりと庭を眺めて過ごしている。ナメクジが大量に発生し、毎晩懐中電灯を片手に、主に夫がナメクジ狩りをしている。ヨトウムシの発生はまだ少ない。ペチュニアの苗が急に大きくなり摘心を繰り返している。これらを植える場所が不足している。どのように地面とコンテナに分散して植えるか、思案中である。
 枝を頂いて、挿し木で大きくなったアイスバーグが南のフェンスで満開である。主にクレマチスを絡ませたフェンスなので、去年は新しいシュートを2本だけ残して根元から整理した。強健多花のアイスバーグはそれでも十分すぎるくらいのボリュームでフェンスを彩っている。クレマチスのビクトリアが一緒に咲くと濃い紫で合うと思っていたが、今年は花が遅い。つぼみは膨らんできている。


2006年6月2日金曜日

ビスカリアが満開

 毎年種を蒔いている、わたしの大好きな花の一つビスカリアが満開である。背の高いアグロステンマやサポナリアに少し遅れて咲き始める。はかなげで風に揺れる様が好きである。今年は直播きのみで育てた。春に移植しようと思っていたがビオラがはびこってスペースが足らず、日の当たるよい場所には少ししか植えられなかった。フェンスのそばのビオラやギリアを抜くと急に元気になってたくさん花が咲くはじめた。来年はもっといい場所に植えてやりたい。
 バラのそばに植えてあるジギタリスが満開である。風のために曲がったり倒れたりし始めたので支柱を立てた。この時期になると、ジギタリスの苗が一面に生えてくる。去年のこぼれダネからの発芽である。あまりにもギッシリ芽が出るので、大きい苗だけ残し間引く。来年のために日陰でいくつか夏を越させよう。
 明日は家の外回りのボーダーにカリブラコアやペチュニア、カスミソウ(ガーデンブライド)の苗を植えつけようと思う。ちょっと面倒だなと思っている。

2006年6月1日木曜日

デンティベスが咲く


 南向きの壁に誘引している、つるバラのデンティベスは強健であるが、花は可憐である。今年は古いシュートを根元付近で切ってしまったので、花数が少ない。いつもはトレリスのてっぺんにギッシリ咲くのだが、今年は下のほうでちらほらと咲いた。おかげで、トレリスの上部はクレマチスのビクトリアがギッシリつぼみをつけている。
 ブヨの腫れがやっと引き始め、今日はカリブラコアの苗箱がいっぱいなのでプランターに間引きして植え替えた。ベランダで育てたインパチエンスの苗は北側の生垣の下に定植した。先日ビオラなどを抜いた後、土をあまり手入れしていない。ちょっと面倒なので、コンポストの土、パーライト、ミリオン、苦土石灰を混ぜ込んでそのまま植えた。急に増えた蚊やブヨ、蜂が怖くて殺虫剤をまき、蚊取り線香を点けて作業した。今日は晴れて暑い。植え替えた苗が暑さでしおれている。私も暑さで少し頭がふらふらした。