2010年12月30日木曜日

バラの蕾(コーヒーオベーション、ホワイトピーチオベーション)


今年最後の日が近づいてきた。バラはもう咲かないと思っていたが、蕾ができ、開きかけの状態で年を越しそうだ。ここで雪が降ったり、強い寒気に遭うと、そのままドライフラワー状態になり開かずじまいで終わってしまう。切って部屋に入れれば開花する。しかし、冬のバラのつぼみは美しい。ほんのり赤みがかった花びらがいまにも凍りそうで見ているだけでため息が出る。部屋で咲く花はそんな美しさは消えてしまう。明日から寒気が訪れるそうだ。切って部屋に入れるか、このまま眺めているか思案のしどころだ。

2010年12月13日月曜日

オキザリス(パーシカラー)の花と千両の実、

 オキザリス (パーシカラー)が咲き始めた。このオキザリスはつぼみの形が美しく、写真のように赤と白の美しい縞模様のキャンディのようである。朝晩閉じるとそのつぼみが見られる。冬に貴重な花である。球根が増えて、植えっぱなしでもたくさんの花が咲く。

年の瀬を告げる、千両の花が赤く色づいている。北側の陽の当らない隅に植えているのだが、毎年お正月の花に十分なほどの実をつける。来年の健康を願って、また大みそかには枝を切って花瓶に飾ろう。

2010年12月11日土曜日

ツルバラ、バレリーナの花とローズヒップ、イングリッシュローズ、タモラの花

 ツルバラのバレリーナである。ぽつぽつと花が咲いている。秋の花色は濃い。そのそばに、夏に咲いたバレリーナの実(ローズヒップ)が美しく色づいている。ローズヒップを摘んで、つるの整理をした。手袋をつけずに作業していたので、手にたくさんの傷が出来た。写真上がバレリーナの花、下がローズヒップである。

今年最後のバラが咲き始めた。イングリッシュローズ、タモラの咲き始めの姿である。枝が細いわりに花が大きすぎ、春は支柱が必要だ。秋の花は小ぶりで美しい。

2010年12月9日木曜日

部屋のルッコラ

庭に種を蒔いたルッコラの中から冬場のために苗をコンテナ植えにし、窓辺に置いている。まだ、あまり霜が降りないので、庭のルッコラも元気に茂って、朝の食卓を彩っている。窓辺にルッコラより、庭のルッコラのほうがちょっと苦みがあっておいしい。寒い朝はコンテナのルッコラを利用しよう。

2010年12月6日月曜日

今年のビオラたち




今年のビオラは種まきが遅れたので心配したが、ここ数日の暖かさで一斉に開花し始めた。コンテナには大きめの苗を植えたので年内の開花は見込めたが、地植えは無理かもしれないと思っていた。霜が降りる前に開花出来てホッとしている。今年の冬は寒いといわれている。当地は雪が積もる。雪の下でもビオラは元気で育つ。しっかり根を張ってほしい。
クリスマスのイルミネーションの飾り付けのために、バラの誘引を少し早めに済ませてしまった。去年は、ほとんどやらずにシュートの先だけを誘引したのでシュートの途中からたくさん枝が出てからんでしまっていた。今年は思い切って切り詰めすっきり誘引した。来年は花が少ないかもしれない。

2010年12月2日木曜日

ヒメシャラ、ネリネ、冬のバラ

 玄関脇にあるヒメシャラが紅葉した、今年はピンオークが茶色のままに散っていったが、ヒメシャラは陽を浴びて美しい。上のほうに見えるのはヒメシャラの実である。

ネリネが寒空の中で咲いている。リコリスは彼岸花と一緒に咲くが、ネリネは葉が出てから咲く。こんなに遅く咲いたのは初めてだ。ちょっと元気のない花だが、寂しい庭が華やかになる。
 冬のバラは美しい。縁が濃い色になるバラであるが、名前がわからない。
ホワイトピーチオベーションの最後の花である。パテオローズで小さいが見ごたえのある美しいバラである。

やっと庭仕事が終わりつつある。先日サフランを頂いた方に今年はあまり花が咲かなかったと、ハガキを出した。宅急便で花後の処理をした、芽を2本だけ残したたくさんの球根が届いた。工藤さんサフランの球根ありがとう。今からすぐ土に植えて来年のために肥らせます。

2010年11月23日火曜日

ビオラの花が咲く

今年は酷暑のために、いつもは8月に種を蒔くビオラを、9月11日に蒔いた。そのあとすぐに寒さが来て、種には過酷な条件だった。今年は年内には花が難しいと思っていた。ピートバンで発芽させ、ポットに移植した苗が大きく成長し、花芽がついた。ベランダの一番日当たりのいいところに置き、2,3日に1度薄いハイポネックスの液肥を与えた。花が最初に咲くとホッとしてうれしい。今日は祭日だ。雨上がりで土も濡れていて絶好のコンディションだ。家の外回りのボーダーにポット苗を植え付けよう。このように大きくした苗を植え付けるのは楽である。お店でポット苗が高い理由がよくわかる。

2010年11月22日月曜日

ピンオークの枯葉とフィジョアの実

庭のピンオークが枯葉になった。今年はきれいな紅葉は見られなかった。それでもピンオークの葉の形は美しく空を仰いでつい見とれてしまう。庭の植えた苗の上に降り積もった枯葉を集め堆肥にする。コンポストで出来た乾燥食材や枯葉などを土に埋めて熟成させる。EM菌や糠を混ぜ熟成を促進させる。枯葉を集めながら、まだ日差しが暖かい庭でぼんやりと眺めていると楽しい。もう少しで冬支度の庭仕事が終わる。

先日、フィジョアの下で実が落ちているのに気づいた。部屋で常温で追熟させ食べた。はじめて実が成ったのでうれしかった。甘酸っぱくてちょっとトロピカルな不思議な味だった。来年たくさんなるといいなと思っている。


ベランダで、まだポットに入れたままのビオラの苗がある。ピートバンから一つ一つポット植えした一番過保護に手をかけた苗だ。外回りのボーダーに植えるつもりである。ふと気がつくとつぼみが大きくなり、花が咲きそうだ。やはり、大切にいい環境を与えると早く苗が成長し、花をつけることが分かる。明日には今年はじめての花が咲くだろう。

2010年11月17日水曜日

ヒメツルソバとダイモンジソウ

ヒメツルソバの花が一面に咲いている。グラウンドカバーとして植えているのだが、繁殖力が強く一面に拡がっていく。花の形は可愛い。
白い大文字草が咲いている。花の形が大という字に似ているからだろう。枯葉の間から冬の訪れを待っているかのように静かに華やかに咲く。霜が降りた朝には静かに枯れていく。色々な色のダイモンジソウがあるが、この真っ白な花が一番好きだ。

2010年11月10日水曜日

シルホサ(cirrhosa)、原種シクラメンの花

 冬咲きクレマチスのシルホサが咲いた。赤いスポットが入る日枝はなくなってしまったが、小さな花をうつむきがちに咲かせている様子は清楚で美しい。

数年前、購入した時は一面に増えるだろうと期待していた。毎年数輪の花が咲くのみである。植えている場所が悪いのか。可憐で小さな花である。

2010年11月3日水曜日

ビオラの地面への植え替えが終わる。サフランとトリカブトが咲く

 この苗の写真は一番大きく育った苗である。小さな苗はモヤシのようで、うまく育つかどうかわからないが、南向きの地面を夫が耕し、土を改良したので、そこに1本づつ植えていった。朝から暗くなるまで続けたので腰が痛くて動けない。園芸店でパーライトやくん炭など土にすき込む材料を買いに行った際。こぼれるように花が咲いている、パンジーやビオラの苗をたくさん店先で見た。我が家の苗と比べてがっかりする瞬間である。とにかく植え付けが終わったので、後は天候と苗の強さと運任せである。
サフランが咲き始めた。球根が小さくなったのか、まだ2個しか開花していない。球根も長持ちしないのだろうか。この球根は4年目である。
トリカブトの花が花の少なくなった庭にひときわ鮮やかだ。今年は少し株を整理したのでひっそりとした花になった。トリカブトの花が咲くころになると晩秋から冬が近づいてくる予感がする。l

2010年10月31日日曜日

クリスマスローズを植え替える

クリスマスローズを植えている場所は以前コナラとミツマタの木の下だった。コナラの木は茂りすぎて切ってしまった。ミツマタは枯れてしまった。南向きの場所はこの夏強い日射しに晒された。クリスマスローズはどちらかといえば木陰が望ましい。何とか生き延びたクリスマスローズを新しい葉が茂る前にユスラとクロガネモチの下に移動させたかった。長い間植えっぱなしにしていた場所なので、土もついでに改良しようとした。わずかに霧雨が降っていたので、あたり一面泥だらけになった。夫と2人がかりでやっと植え替えが終わった。それから、またビオラの苗の植え替えの続きした。今日は疲れはててしまった。

2010年10月30日土曜日

ビオラの苗を植え替える。イングリッシュローズ(タモラ)とエンジェルローズの花

 ピートバンにいっぱいになったビオラの苗をコンテナに植え替えた。まだ苗が小さいので少し詰めて植えている。いずれ、コンテナには6株くらい残し地面に植える。これだけで1個のピートバンの苗である。まだたくさん植え替えなければいけないが、今日は台風で雨なので明日を期待している。
イングリッシュローズのタモラが咲いた。夏の終わりに肥料を蒔かなかったので小さな花が咲いている。大きすぎると茎の細さが耐えられなくて倒れてしまうのでこのくらいがちょうどいい。

小さなエンジェルローズが咲き始めた。夏の暑さで少し弱ったが元気に花をつけている。種から育てて10年くらいたつ。

2010年10月20日水曜日

ホトトギスの花とビオラ、レースフラワーの苗

 やっとホトトギスの花が咲いた。去年の秋に、植え替えて土を入れ肥料もまいたはずなのに、やはり貧相なままだった。夏の暑さがよくなかったのか、写真はきれいだが、葉が黄色く変色しているし、花も小さい。来年を期待しよう。
ビオラの苗が日に日に大きくなる、週末にはポットに移植しようと思う。ピートバンに蒔いた苗は大きくなったが、苗箱の苗は小さいままだ。発芽時期の急な寒さが影響したのだろうか?

レースフラワーの苗が所狭しと生えている。こんなにたくさんの苗を植える場所はない。間引きすればいいのだが、、。手前のオルレアははあまり発芽していない。条件が同じでも、種によって発芽は大きく変化する。

2010年10月18日月曜日

ニチニチソウの種とインパチエンスの種

ニチニチソウがいまだに満開である。真夏の頃より花も大きく株も充実している。このボーダーには、もうすぐビオラの苗を植え付けようと思っているのだが、天候不順のせいでまだビオラの苗が小さいので、もう少しこのままにしておこう。
しかし、花が次々咲いてはいるが、種もできはじめ最盛期が過ぎたことが分かる。花が咲き上がり、今咲いている花の下に写真のような種が出来ている。少し早いが種のさやを採って、乾かし追熟させようと思っている。
写真の右側の黒い種が、先週採って乾かしたものである。左側のサヤは、今日採ったものである。完熟した種がいいのか、早めに採って追熟させたほうがいいのかよくわからない。花を抜きとるときや植え替える時は忙しくて、十分に眺めていい種を採ることが出来ないので、最近はいつもはやめに種を採っている。それでも採りダネが十分に発芽しているので、当分この方法を続けるつもりだ。


インパチエンスの花と種が大きくなっている写真である。インパチエンスはこの種がはじけて散ってしまうのでこのくらいで採ったほうがいい。インパチエンスも花盛りである。

2010年10月14日木曜日

クレマチス(ビクトリア)とルコウソウの花

 クレマチスのビクトリアが咲いた。初夏にあまり咲かなかったせいか、今頃になってたくさんの花が咲いている。秋にもクレマチスは咲くがイメージとして晩春から初夏の花だ。色が少し薄い感じがする。
真夏の花、るこう草が咲いている。こぼれダネで遅く発芽したものが、最近涼しくなってたくさんの花をつけている。涼しげな葉と花が、秋には寂しげに見える。寒い日や少し汗ばむ日が交互に訪れ、やがて本格的な秋が深まっていく。

2010年10月8日金曜日

オクラの実とシクラメンの鉢上げ

春に種を蒔いて、ずっと大きくならずにいたオクラが、秋になって一つだけ実をつけた。オクラの花は夏に美しく咲くので楽しみにしていたが、花も満足に咲かず、大きくもならなかった。隣に植えていたバジリコはよく茂ったのに 残念だ。たった一つの実を楽しもう。
 去年のシクラメンは夏越しのために北側の軒下に植えておいた。雨が当たらず涼しいせいか、葉が茂ったまま夏を過ごした。夏に花が咲いたので少し弱り、栄養不足のようだ。涼しくなったので鉢に上げて陽の当る所に置いた。新しい葉が増えてきた。
左の写真のシクラメンはガーデンシクラメンでプランターごと北の軒下に置いていた。3個あったガーデンシクラメンは一つだけ生き残り、葉がたくさん茂っている。中心部分に小さな花のつぼみが上がってきた。

2010年10月5日火曜日

茶、フジバカマ、ミズヒキの花


 気がつくとお茶の花が咲いている。葉の間に隠れてよく見えなかったが、かきわけて写真を撮った。どこからか金木犀の香りがしてくる。秋の気配が濃い庭である。
フジバカマのつぼみがきりっとしている。細い通路に植えてあるので、夏の間に倒れた茎は切り取ってしまい。残った茎から野趣に富んだ(栄養不足の)花が咲きそうだ。このくらいの雰囲気が日本の花にはぴったりだ。
ミズヒキの花は可憐で美しい。以前はそう思っていた。版画の絵にもしようとスケッチした。しかし、繁殖力が強く、一面ミズヒキだらけで雑草のようになってしまった。今は見つけ次第抜いているのだが、やはり花は美しい。

2010年10月3日日曜日

ビオラの苗の成長

9月11日にピートバンに蒔いたビオラの種は順調に発芽しかなり大きな苗になった。といっても高さが5mmほどであるが、、。しかし苗箱に種蒔き用の土に蒔いたもの、9月13日に蒔いた種は突然の寒波のような日々のために発芽が遅れ、そのまま発芽しないもの、または3mmほどのやっと見えるくらいの発芽になっている。
上の写真はピートバンの蒔いた発育のいい苗である。下の写真は苗箱に蒔いた発育の悪い苗である。いつも、ピートバンに蒔いた種は少しだけ発芽が早まる。しかし、今回のようなひどい天候の激変に遭うと、植物にとって重要な発芽のスイッチが狂ってしまうのだろう。酷暑を避けようと種蒔きを遅くしたことが原因ではあるのだが。この後の成長がどうなるのか気になる。先日蒔いた、ビオラ以外の種は、ここ数日の温かさのせいで発芽し始めた。今から、庭の夏の苗の整理、土づくり、球根、いろいろ仕事が増えるが、これも春のための楽しみである。今年は新型インフルエンザも下火なので、風邪をひかないようにして少し筒庭仕事をこなしていこう。

2010年9月21日火曜日

ホップの花と実、クレマチス(エリオット ステモン)

ホップの花とホップの実の写真である。右下の写真が花で、1週間ほどすると左上の実になる。次々にホップの実が増えてフェンスを彩っている。ホップの利用方法について少し調べてみよう。
入口のサクランボの木に絡んでいるクレマチス(エリオット ステモン)が美しい花をつけている。初夏の頃の花より美しく感じるのは、この暑さで花が少ない時期だからだろうか?
ビオラ以外の採りダネを苗箱の蒔いた。今日は30℃を超える暑い天気だったが、明日からは秋らしい天気になるらしい。連休中に夫と庭の草取りをした。9月は蚊が急に凶暴になる時期なので、たくさんの蚊取り線香をつけ、長袖と長靴のいでたちで頑張った。野菜畑に夫はサフランの球根を植え付け、私はその上にルッコラの種を蒔いた。大きな雑草を抜いた後にはカタバミがびっしり根を張っている。スコップなどを使い根から雑草を抜くのは骨が折れる。

2010年9月20日月曜日

黄色いパプリカとクランベリーの実

黄色いパプリカがやっと色づいてきた。長い時間かかってあまり収穫のない野菜で、がっかりだが、色合いと形が美しい。今年はズッキーニも雌花が咲かずにダメになってしまい、野菜でうまくいったのはバジリコくらいだ。オクラもまだ花が咲かず駄目だろう。野菜のために広いスペースを割けないためにうまくいかないのかもしれない。労力の割にはうまくいかず残念である。あまり多くを望まないことも大切だ。
今年はクランベリーの実がかなり成っている。ブルーベリーと一緒に植えたのだが、花に埋もれてうまく育っていない。もっとたくさん収穫できたら、七面鳥を焼こう。クランベリーソースを添えるために、、。
ピートバンに蒔いたビオラの種は芽が出そろいベランダの日当たりに出した。苗箱に種蒔き用の土に蒔いたビオラはまだ芽が出ていない。毎回少し時間差があるのだが、待ち遠しい。今週は涼しくなりそうなので、ビオラ以外の種も蒔き始めよう。園芸店ではチューリップなどの球根がたくさん店頭に並んでいる。毎年植えっぱなしで花の咲く球根だけにしようと思うのだが、店頭での誘惑には勝てない。今年も最小限のチューリップの球根を購入しよう。