2008年12月20日土曜日

千両が色づく


千両が紅く色づいてきた。まったく日が当たらないような場所だが元気に生き延びている。毎年、丈が高くならないように、正月の花として刈り取ったあと根元まで剪定していた。おかげで2年に1度しか実がならない。今年は実がついていない枝を残しておこうと思う。千両の実が赤くなると、今年も終わりに近づく。
今日は暖かな20℃を超えるよい天気なので、残った庭仕事を少しした。鉢植えのバラの土を入れ替えた。近くのホームセンターで処分品になっていたユリの球根を植えた。凍って花が駄目になる北向きの玄関先にハボタン、ワイヤープランツ、ラベンダーの寄せ植えのコンテナを作った。庭の枯葉を集めたゴミ袋にヌカ、EM菌、苦土石灰を入れ、水を足して発酵させてみることにした。例年はコンポストの土と一緒に乾いたまま埋めるので発酵に時間がかかる。うまくできるかな?たぶんこれが今年最後の園芸日誌となるだろう。

2008年12月6日土曜日

ダイモンジソウが咲く



去年は虫にやられて十分に咲かなかったダイモンジソウがきれいに咲いた。花の少ない時期に庭が華やかになる。もう少しで冬の準備が終わりそうだ。このごろ体調が悪く庭仕事を中断している。その上、年賀状の版画制作、クリスマスのリースやお菓子つくりなど、色々忙しい師走である。宿根草の植え替え、土を耕し改良し、枯葉で腐葉土つくりをするなど、まだまだやりたいことがある。しかしこのへんで新年を迎えそうだ。写真上は地面に植えた小さな苗(ビスカリア、オルレア)である。写真下はダイモンジソウである。

2008年11月28日金曜日

ネリネが咲く


9月にブログに載せた花はリコリスだった。非常に似ている花で、葉がでているときに花の咲くネリネが今満開である。同じ場所に植えているので紛らわしい。ネリネはダイヤモンドリリーとも言われ花びらが輝いて見えるらしい。この写真は雨が降っていたので光っているのだが、、。昨日からの雨は珍しくたくさん降った。昼過ぎから突然日が照り始めて暖かくなった。

2008年11月26日水曜日

最後のバラのつぼみを切って花瓶に入れる



朝晩寒さが厳しくなってきた。バラのつぼみがうまく咲きそうにないので切って室内に入れた。ついでにバラの剪定を済ませ、切り取った枝は挿し木にした。梅雨時の挿し木のほうがうまくいきそうだが、秋の挿し木のほうが成功率が高い。夏の高温過湿をうまく乗り越えられないのだろう。ヒーターのそばでつぼみが開きかけている。写真はフロリバンダの黒蝶とイングリッシュローズ、タモラのつぼみである。黒蝶はもう開き始めている。庭に出るたび小さな苗を植えつけている。一度にやると腰が痛くて動けなくなってしまう。今年の苗は貧弱でまっすぐ伸びていない。苗箱の日当たりが悪かったのか肥料が足りなかったのか、、。地面に直播した苗は元気でしっかりしている。

2008年11月23日日曜日

我が家の紅葉



我が家の数少ない落葉樹が美しく色づいている。今年は急に寒くなったためか、紅葉がとても美しい。入り口にある大きなヒメシャラの木(写真左)は紅く色づいている。庭の花壇の中にあるピンオーク(写真右)は、葉の形が面白く、日に透けて美しい。
今日も庭仕事をした。夏の植物を抜いたあと、夫が耕してくれた数箇所の花壇に土を入れ(腐葉土、パーライト、クンタン、苦土石灰、マグアンプ)、寒くなってきたので、土を寝かせずにそのまま球根や小さな苗を植えつけた。夏越ししたプリムラポリアンサの苗を株分けして植えつけた。カスミソウ(ガーデンブライド)やワスレナグサはこぼれダネでたくさん苗が出来ていたので、拾い上げて定植した。本格的な寒さが来るまでに庭仕事を終えたい。

2008年11月22日土曜日

今日の庭仕事の予定





今日は朝寒かったが、冬らしいカラットはれた天気で暖かくなった。昼前にカラカラの庭に水を撒いた。今日やりたい仕事が山積みだが、きっと半分もやれないだろう。まず、夏の花であるクレオメ(写真下)、センニチコウなどを抜いて、耕し、春用の小さい苗、アグロステンマやビスカリア、ギリア、オルレアなど(写真中右)をそのあとに定植する。つまり霜が来ないうちに小さい苗の根をしっかり張るようにしなければならない。また、エンジェルらベンダー(アンゲロニア)(写真中左)などの非耐寒性植物の苗を堀上げ、コンテナでベランダの温室に移す。最近種を蒔いたルッコラ(写真上)やレタスの苗を鉢上げし室内に移す。寒くなる夕方までにいくつできるだろうか?まずは何とか元気であることに感謝。

2008年11月14日金曜日

秋のバラは美しい



秋のバラがきれいに咲いている。写真上はデンティベス。ローズヒップと一緒に咲き続けている。今年の秋は返り咲きの花がたくさん咲いている。写真下はイングリッシュローズのタモラである。夏にかなり痛んで枯れた枝もあったが、晩秋になり美しく咲き始めた。今日も暖かな小春日和だ。

2008年11月13日木曜日

ローズヒップが美しい





ローズヒップが美しく色づき始めた。大きな濃いオレンジ色の実はデンティベス(写真左)、小さな赤い実はバレリーナ(写真右)である。またデンティベスは実をつけながらも返り咲きの花もつけている。晩秋のバラは美しい。
今日は久しぶりに晴れて暖かい。小春日和である。庭仕事もしたいが、ぼんやりと街路樹の紅葉を眺めて過ごしている。

2008年11月11日火曜日

オリーブの実とオリーブゾウムシ


先月、花が咲かない、実もならないオリーブの木を抜いた写真を載せた。そのオリーブの根っこにオリーブゾウムシがたくさん住み着いており瘤のようなものができていた。新しく植える予定だった1本で実が成るオリーブの木には今年たった1つだけ実が大きくなった。コンテナに植えていたのだが、抜いた木のそばにおいていたので、そこからオリーブゾウムシが移り住んだのか、葉が急に枯れ始め、幹にたくさんの食われた痕を見つけた。小さな木なのに根元にたくさんのオリーブゾウムシが見つかった。消毒し、見つけては捕殺した。写真の完熟したオリーブの実は消毒のため食べられない。早くたくさん実って欲しい。
今日は寒い一日だった。これからは一段と寒くなってくるだろう。まだ庭には夏の花のクレオメとセンニチコウが元気に咲いている。来週あたりこれらの花を抜いて、小さな苗を植えつけよう。

2008年11月7日金曜日

サフランの花とバラのつぼみ





去年友人からいただいたたくさんのサフランの球根を友人の説明書どおりに2個の芽を残して冬越しさせた。農園を返還したので球根を育てる場所がなく、コンテナに植えて冬越しさせた。水遣りが十分でなく葉が早く枯れてしまい、球根の成長が心配だったが何とか大きな球根が育った。10月の末に球根を植え付け、昨日初めて花が咲いた。今年も無事に球根を育てたい。
最後のバラのつぼみが大きくなった.イングリッシュローズのタモラである。この花が終わったらコンテナのバラは全て土を入れ替えよう。デンティベスとバレリーナのローズヒップが色づいてきた。

2008年10月29日水曜日

アケビが熟す



アケビが割れてきた。去年よりたくさん成ったせいか、天候のせいか、色が鮮やかでないのが残念だ。けれどもリビングの窓を開けるとアケビがたくさん見えて幸せな気分になる。実を食べたがあまり甘くない。去年のように味噌炒めにした。
種を蒔き忘れて7月に蒔いたオクラの花が咲いている。なんだか寒そうで、実も小さい。オクラの花はかわいく実も食べられるので、来年は早く種を蒔こうと思う。
今朝は寒く、夫はコタツにエアコンまで入れていた。昼は暖かいのだが、、、。来週あたりは夏の花を抜いて土を耕し球根を植えよう。ローズヒップが赤く色づいてきた。たった一つ成っているオリーブの実も黒っぽく熟してきた。オリーブゾウムシをやっつけるために大量の薬をまいたので、この実は食べられない。

2008年10月26日日曜日

シルホサが咲いた


冬咲きのクレマチス、シルホサが咲いた。小さな花であるが可憐で美しい。常緑で冬にも葉が落ちない。まだ冬にはならないがシルホサが咲くと冬も近い。サフランが発芽し葉が茂ってきた。去年の球根から無事に花が咲いて欲しい。

2008年10月23日木曜日

フジバカマとシュウメイギク





白い八重のシュウメイギクが満開である。最近地下茎で増えすぎて、ずいぶん引き抜いたのであまり愛着がない。以前、シュウメイギクがはじめて咲いたときは美しくて大切にしたものだ。フジバカマはフェンスの隅にひっそりと咲いている。肥料もやったことがないが、きりりと引き締まった花茎で美しい。フジバカマは2006年には11月4日に咲いている。今年は比較的早い開花である。今日は久しぶりの雨である。ここ数日、小春日和というより、もっと暖かな晴天が続いていた。昨日は26度まで上がった。

2008年10月22日水曜日

アケビが色づき、トリカブトが咲く






アケビが色づいてもうすぐ実が割れて食べることができる。アケビの紫の美しさは目を引くが、トリカブトも同じように鮮やかな紫色の花が咲く。秋が深まってきた気配がする。枯葉色の庭に紫の色は鮮やかだ。

2008年10月17日金曜日

秋のクレマチスやバラ






クレマチスやバラがぽつぽつ咲いている。花が少なくなった時期のクレマチスやバラは美しい。華やかではないが小ぶりで色合いが美しい。
10月12日に蒔いた種の中で、アグロステンマ、ビスカリアが発芽した。5日で発芽している。また、そのときに植えつけた、去年のサフランの葉が茂り始めた。もうすぐ花が咲きそうだ。

2008年10月13日月曜日

フウセンカズラと原種系シクラメン



夏の間出窓のシェードになったフウセンカズラを切った。秋になり、ますます元気になってきたが、出窓の下の日当たりのいい場所にビオラの苗や球根を植えたいので、ちょっとかわいそうだが切ってしまった。種がたくさんできていて、かわいい猿面の種を保存した。すぐそばの地面には、原種系のシクラメンがピンクの花をつけている。雪の中でも元気に咲くというので植えたのだが、冬には花をつけたことがない。葉もないのに花だけが咲いている。もう少し寒くなって咲いて欲しいものだ。
今日は晴れて汗ばむほどだ。布団を干すベランダにたくさんのアケビが熟れ始めている。

2008年10月11日土曜日

ビオラを地植えする



先週末にビオラを全部地植えしてしまった。(写真左)最初にコンテナに植え替えていた苗は大きくなり、はじめて花が咲いた。(写真右)まだ地面の苗は小さいが、あと半月もすると花が咲き始めるだろう。今週は春に咲くビオラ以外の種を全部蒔くつもりである。もう、こぼれダネのニゲラがぎっしり芽を出している。早く種蒔きをしなければとあせっている。今日、種まき用の土を買ってきた。
庭ではセンニチコウが花盛りである。もう少ししたらドライフラワーに刈り取ろう。クレマチスやバラがぽつぽつと咲いている。近所からはキンモクセイの香りがしてくる。

2008年9月27日土曜日

フウロが咲く



フウロが咲き始めた。紫がかったピンク色のフウロは雑草のようにいたるところに生えており、自生しているフウロだろうか?白い花径1センチにも満たないフウロは山野草の売り場で以前購入したものだがあまりにも雑草のようなので、駐車場の隅に追いやってしまった。条件の悪い隅っこで今も2種類のフウロは元気に咲き続けている。


ビオラの苗がかなり大きくなったので地植えしようと考えた。少し遅く種を蒔いたビオラはどうしたことか苗が腐り始めた。ウイルスにやられたのだろうか。本当は全部捨ててしまうべきなのだが、かわいそうなので元気そうな苗を地植えした。これでかえって病気を拡げることになるかもしれないが、、。駄目になったら抗菌剤をまいて、プランターの苗を地植えし直そうと思っている。涼しくはなったが、かがんで小さな苗を植える作業は疲れる。また、ハーブ園の茂りすぎたバジリコを刈り取った。先週はシソを刈り取って”しそみそ”を作ったが、あまり評判がよくなかった。作り方にも問題があるのかもしれない。今日はバジリコオイルとジェノベーゼを作ろうと思っている。

2008年9月26日金曜日

ネリネ、または、リコリスが咲く


去年は9月19日にネリネまたはリコリスの花が咲いている。今年はお彼岸の日を目指して咲いたように24日頃満開だった。今年こそどちらの種類なのか調べようと思っていたがいまだにわからない。今年はたくさん咲き美しい。白い球根を購入したはずなのにクリーム色の花が咲いている。白い八重のシュウメイギクも咲き始めた。四季咲きのバラやクレマチスも花がちらほら咲いている。2,3日の晴天でぐっと秋らしい庭になった。朝晩涼しいというより肌寒くなってきた。それにもかかわらず、夏の花も今頃満開を迎えている。遅く種を蒔いてしまったクレオメ、種は早く蒔いたのになかなか花が咲かなかったセンニチコウ、ニチニチソウなどである。来週はビオラの苗を地植えにしようと思っている。その後に、春咲きの採りダネを蒔こうと思っている。

追記: 夫がこのブログを見て”ネリネとリコリスの違いは、花が咲いているときに葉がでていないのがリコリスだ”と説明してくれた。我が家の花は葉がでていないのでリコリスらしい。確かにそのような視点から見てみると、ネリネ(ダイヤモンドリリー)の写真は花の根元にスイセンのように葉がたくさんある。

2008年9月24日水曜日

オリーブの木を抜く



 左の写真に写っているオリーブの木は10年前小さな苗木を買ったものである。葉が美しくきれいな常緑樹であるが、一度も実が成ったことがない。2年前自家受粉しやすいオリーブの苗木を購入し、今年実が実った。実の成る木に植え替えようと大きな木を抜くことにした。三男が木をゆすって夫と一緒に抜いてしまった。10年間ご苦労様。左の写真がオリーブの木の根っこである。
 

2008年9月21日日曜日

クレオメの花


去年たくさんのクレオメの花が咲いた。種を採っていたが、蒔き忘れていて、7月に直播きした。遅ればせながら今頃開花し始めた。真夏の太陽に負けず咲き続ける花だと思っていたが、秋はこころもち華奢な花になった。まだ花が咲いていない株がたくさんある。早く雨が止んでたくさん咲いて欲しい。去年のブログを見ると7月13日にクレオメの花が咲いている。2ヶ月遅い開花である。
今日も雨が続いている。明日も雨らしい。ビオラの苗のコンテナに水がたまりすぎている。雨の当たらない場所に移動しようかどうか悩んでいる。

2008年9月20日土曜日

ビオラの苗の成長





暫く家を空けていたので、ビオラの苗が心配だった。家にいる息子に水遣りを頼んでおいたが、この時期の苗は慎重に水遣りしなければ駄目になるので、50%生き残っていればよしと覚悟して出かけた。思いのほかに生き残っていたが、コンテナによっては苗が消えている部分があった。原因は水の遣り忘れだけでなく、雨による上の木からの雨だれ、コンテナの下に水がたまりすぎて腐ったこと、なめくじにやられたことなどである。昨日の台風でまた水がたまりすぎた。日に当ててしっかりした苗を育てよう。写真上の2枚は1週間前の苗である。下の2枚は今日の苗の写真である。確実に成長している。8月20日に蒔いた種であるから、約1ヶ月の苗だ。小さい葉の裏に青虫が付いておりこれも要注意である。

2008年8月31日日曜日

クレマチス(レクタ)とシュウメイギク


クレマチス(レクタ)が満開だ。小さな花だがぎっしり咲き、芳香がある。真夏に咲く貴重なクレマチスである。シュウメイギクが早くも咲き始めた。ビオラの種は一斉に芽を出した。今年は間引きをして、本葉が2,3枚のときにポットに移し植え、元気な苗を大切に育てよう。

2008年8月29日金曜日

もやしのような苗


この数日の長雨に引き続き、昨日の夜は激しい雨と雷で驚くような天気が続く。近くの駅では電車が土砂崩れで脱線した。床上浸水もあるらしい。もやしのような苗を昨日からベランダに出して日に当てている。昨夜の雨でピートバンに水があふれたら、苗が駄目になるので、室内に入れようかと迷った。窓を開けると、あまりの雷と稲光の激しさに怖くなってそのままにして寝た。朝苗を見ると水は溢れていなかった。風向きがよかったのかもしれない。外に出してから発芽した苗は背が低くしっかりしている。どのように育つだろうか?真夏にたくさんの小さな白い花をつける、クレマチスのレクタが咲き始めた。写真を撮ろうと庭に出たが、蚊の襲撃にあってやる気をなくした。雨で倒れた植物を起こしたり、支柱を立てたりした。秋が近くなると蚊が凶暴になる。十分に蚊取り線香とスプレーを用意して庭に出なければならない。

2008年8月26日火曜日

ビオラが発芽する

ビオラの種を蒔いた日からずっと雨で涼しい日が続いている。種が腐らずほっとしていたが、昨日ピートバンを見てみると芽が出始めていた。発芽温度(25℃以下)が合っていて早く発芽したとほっとした。しかし、今日ピートバンを見てみると室内の薄暗いところに置いていたので、モヤシのように伸びてしまっていた。びっくりしてすぐ外に出した。細心の注意を払って発芽をさせなければならなかったのに、涼しかったので安心してしまってモヤシのような苗にしてしまった。これから発芽する種に期待しよう。ピートバンではない、苗箱に種蒔き用の土を入れたものは、ぽつぽつと発芽しかけている。ピートバンのほうが3日ほど早く発芽した。ピートバンは5日で発芽したことになる。

2008年8月24日日曜日






夏用に種を蒔いた最後の花が、この千日紅である。葉っぱばかり茂ってなかなか花が咲かなかった。肥料に窒素分が多かったせいか、気候のせいかわからないが、、。1mほどの高さに成長したので支柱を立てている。右の写真は最近庭を荒らしている毛虫である。夫が調べてみたら、ツマグロヒョウモンという蛾の幼虫らしい。
ビオラの種を蒔いて以来雨降りが続く。昨日は20℃を下回る天気で寒かった。突然寒くなっても体がついていかない。庭のピンクのシュウメイギクがもう咲き始めた。ビオラの種が発芽しかかっている。涼しさが幸いしている。来週も雨交じりの天気が続くようだ。