2005年4月28日木曜日

野生のスミレについて


  以前、周囲がまだ山だったころ、山道から拾ってきたスミレが我が家で増えている。最初1種類であったが、最近は2種類になった。明るい水色のスミレと真っ白にひげのある非常に小さなスミレである。グラウンドカバーとして春は美しい。種が飛び散り、芝生の中や花壇にたくさんの芽が出ている。インターネットで名前を調べたが、たちつぼスミレ、つぼスミレではないかと思われる。あまり大切にしていないが、花の時期にそばから見るととてもかわいらしい。
  今日は久しぶりに遠出した。花の好きな友人にたくさんの苗を持っていった。我が家の狭い庭ではもう植えるスペースがないので、花の好きな方にもらっていただけると、とてもうれしい。種まきや挿し木が好きなことのうれしい悩みは、できすぎた苗の嫁入り先探しである。
  写真はスミレ(つぼスミレ?)である。


2005年4月26日火曜日

フロックスが咲く


  8年前にグラウンドカバーとして買い求めたものである。毎年よく広がり、花の時期には一面真っ白な絨毯となる。ほのかな香りもあり花の形も美しい。
  フロックスの上にはジューンベリーの花が咲いている。花が似ていて遠くからは見分けがつかない。
  クレマチスのつぼみが膨らんできた。モンタナは開花中である。バラのつぼみも膨らんできた。黄モッコウバラは咲き始めている。次々に多くの花が咲き乱れ、一つ一つの花をゆっくり見ることができない。
  2週間前に蒔いたニチニチソウとインパチエンスの芽がまだ出てこない。少し早すぎたのだろうか?来週、蒔き直しをしよう。
  写真は香りフロックスである。


オダマキが咲いた

 
  オダマキが咲き始めた。まず最初にこの色が咲き。次は白が咲く。少し遅れて、西洋オダマキが咲く。夏に近くなると西洋オダマキが元気になるが、この時期はまだ葉が弱弱しい。園芸店に行くともう満開で枯れている西洋オダマキに出会う。自分で種を蒔き始めて、店頭で出会う花は実際の季節を先取りしていることがわかる。店先では、サフィニアやホクシアが咲いている。我が家では八重咲きペチュニアの双葉からやっと本葉がのぞき始めている。ホクシアは縁側で枯れ、根元から新芽が出始めている。
  写真はオダマキである。

2005年4月24日日曜日

ケマンソウが咲く


  ケマンソウ(たいつり草)が咲いた。1,2週間ほど前に地上に現れたと思うともう花が咲いている。突然現れ、急になくなってしまう植物である。葉も花も美しい。白とピンクがあるが、ピンクのほうが強い。
  クレマチス(モンタナ)が一斉に咲き始めた。シャラの葉が若葉色に輝いている。コナラも芽吹き始めた。
  昨日は芝張り、春蒔きの苗の植え替え、軒下で冬越ししたプランターの植物の植え替えなど、働きすぎて腰が痛い。
  写真はケマンソウである。


2005年4月21日木曜日

農園のチューリップ


  先日、農園から摘んできたチューリップを花瓶に生けた。今まで植えたいろいろなチューリップが小さいながらしっかり咲いている。うれしくてじっと眺めている。
  クレマチスやバラのつるがぐんぐん伸びてきている。春本番だ。先日蒔いた種が、ピートバンの上でずいぶん大きくなった。早く外に出してやりたい。花粉が終わるゴールデンウィーク明けには地面に植えよう。いつもながら、種の蒔きすぎで、春は植える場所がなくなってくる。
  写真は、花瓶のチューリップである。


2005年4月20日水曜日

アジュガの花が咲く


  庭に踏み石の間に、グラウンドカバーとしてアジュガを植えている。斑入りのアジュガは美しいが寒さに弱く、今年はついに姿を消してしまった。比較的葉の大きめのアジュガは日本名十二単としていただいたものだ。葉の細いグラウンドカバーとして最適なアジュガ チョコレートチップは、足にかからず踏まれても葉の傷みが見えにくい。冬の間枯葉のようになっていたが、急に伸びだし花が咲いた。普段省みられないアジュガだが、花は可憐で美しい。
  クレマチス(アーリーセンセイション)のつぼみが開きかけている。去年初めて買った球根、フリティラリアが大小咲き始めている。小さい花は、貝母ユリに似ている。調べてみると貝母ユリの学名は(Fritillaria verticillata var. thunbergii)となっており、フリティラリアの一種であることがわかった。大きな花は力強く、熱帯の花のような趣がある。小さな花のほうが好きである。去年の貝母ユリはまだ咲かない。
  写真はアジュガ チョコレートチップの花である。


2005年4月19日火曜日

花菱草が咲く


  昨秋初めて蒔いた、花菱草(アルバ)が、咲いた。銀白色の葉が、冬の花壇で美しかったが、花はなかなか咲かなかった。想像していたより大きな花で背も高い。気品のある草姿である。ビオラと前後して一面にぎっしり咲くと思っていたが、かなり遅れる。一面に咲かせるには、庭が狭すぎる。
  夕方、農園にチューリップがたくさん咲いていると夫が言うので、花摘みに出かけた。少し花粉がおさまった畑で、チューリップ摘みをした。畝には、この間植えたジャガイモが発芽していた。ニンニクは、秋から植えているので、もう大きくなっているのではと思い、1本抜いてみたが、全くニンニクはできていなかった。
  写真は花菱草(アルバ)である。


2005年4月16日土曜日

アネモネが咲く


  今日も重装備して庭に出る。植え替えたい苗がたくさんある。曇ってきたので、雨が降り花粉が少なることを期待して、久しぶりに長く庭仕事をする。
  冬越ししたロベリアの苗を、コンテナに植え替えた。小さなコンテナにぎっしり生えた苗を、3つの植木鉢に植えつけた。ポテンティラ、カスミソウ(ガーデンブライド)などの秋蒔きの苗を、地面やコンテナに植え替えた。クリスマスローズのこぼれダネもぎっしり生えている。
  写真は、今日はじめて咲いたアネモネの花である。これから次々に咲いてくるだろう。


2005年4月15日金曜日

よい天気で花は満開に


  今日は少し汗ばむようないい天気だった。時折、春らしい強い風が吹く。アグロステンマの苗、八重咲き水仙、チューリップが強い風で倒れそうになる。ビニタイで留めようか、支柱を立てようかとガラス越しにひやひやして見ている。
  明るく照りつける太陽の下では、我が家のデジカメは写しにくい。液晶が見えなくなってしまうからだ。また接写をして絞りを開け、背景をぼかすには、少し曇ったくらいが写しやすい。朝日の昇った後くらいがちょうどいい光の感じである。
  日ごとに地面の土が見えなくなってくる。勢いよく伸びる植物で覆われてしまいそうだ。あまりの勢いに、私のエネルギーは萎えてしまいそうになる。
  写真はプリムラやワスレナグサの中に咲くチューリップである。


2005年4月13日水曜日

今日も小雨


  久しぶりに花粉症が楽な日が続く。今日も小雨の中,ニチニチ草とインパチエンス、クレオメの種を蒔いた。
  球根が次々と花を咲かせる中、今年はチオノドグサがちらほらしか咲いていない。去年球根を掘り上げた為行方不明になったのかもしれない。園芸の本に小球根はネットに入れて分類して植える、小さいカゴごと植える、などのアドバイスが載っていた。来年こそは実行しよう。写真はチオノドグサである。


2005年4月11日月曜日

クレマチス(アーマンディ)が咲く


  週末は暑く、夏のようだった。花粉のため窓を開けられない我が家では、クーラーをつける人もいた。週末に少し気を緩めて、水撒きや草取りをしたせいで、鼻水と頭痛で悩まされた。
  今日は窓を開けると雨、なんていい天気だろう。外に出られると思うと嬉しい。朝、雨にぬれながらデジカメを抱えて庭をゆっくり見て歩いた。水仙、チューリップ、ビオラどれも満開だ。その周りをワスレナグサやプリムラがいろどっている。ガーデナーにとって、花盛りの頃は一番報われるときであるが、花粉症のせいもあり、なんとなく疲れる。苗を育てている時期のほうが楽しい。室内で蒔いた夏用の種が発芽し始めている。もうすぐ外に出してやらなければならない。
  早春咲きのクレマチス、アーマンディが例年より遅れて咲きはじめ、この暑さでもう八分咲きである。その常緑の葉が冬のさびしいトレリスをいろどり重宝している。ちょっと赤みを帯びた茎も美しい。


2005年4月9日土曜日

ユスラの花が満開


  以前住んでいた所から連れてきたユスラの小さな木が、みるみる大きくなり、毎年たくさんの実をつける。最近では、横に張り出した枝が大きな日陰を作り、周囲の草花の成長を妨げだした。南向きの一等地に植えたせいで、短く剪定されちょっとかわいそうでもある。それにもめげずに、枝を伸ばし、さくらんぼをちょっと小さくしたような実をぎっしりつける。
  子供の頃、近所の庭に植えてあり、よく食べたものだ。懐かしい家庭果樹でもある。近所におすそわけをしたが、食べたことのない方が多い。去年はジャムにした。種を漉す手間があるが、美しい色で甘酸っぱい上品な味に仕上がる。


2005年4月7日木曜日

ムスカリが咲く


  かなり前の新聞記事で、数万年前のネアンデルタール人の墓から、人骨とともにムスカリの花粉が検出され、花束と共に埋葬したのではないかと書かれていた。それ以来、ムスカリを見ると神秘的な気分になる。
  植えっぱなしで毎年咲くが、秋口から葉が繁り花の時期には見苦しくなる。今年は思い切って夏に堀り上げ、11月に植え込んだ。そのせいか、今年は、葉が美しい。これから次々にムスカリは咲いていくだろう。


2005年4月6日水曜日

プシキニア リバノティカ が咲く


  今日も暖かなお花見日和である。相変わらず、ウィンドブレーカーを頭からかぶり、マスクをして庭を眺めている。雑草も元気に生え始め、あちこちからこぼれダネが芽を出している。雑草を抜きながら、こぼれダネの苗を探す作業は、宝探しのように楽しい。しかし、これもおあずけで、写真を撮り水を撒くと、そそくさと部屋に帰り花粉を払う。
  プシキニアが咲くのは例年より少し遅かった。薄い水色のすじが入る花と白い(アルバ)花が咲いている。もう少し増えてくれてもいいと思うが、毎年ひっそりと咲く。花が重いせいか茎がすぐ倒れるのが難点である。学名:Puschkinia scilloides var.libanotica と書いてあった。呼び名が色々あり迷うことが多い。写真はプシニキア リバノティカ アルバ である。


2005年4月5日火曜日

スキラ シベリカ の球根が開花


 スキラ シベリカ が濃いブルーの花を咲かせた。プシキアやチオノドグサよりほんのちょっと早く開花した。濃紺のつぼみから深いブルーの花が咲くときは神秘的である。開花するに従いブルーは淡くなってくる。玄関先の北側で、そっと春を告げている。北側の地面はやっと凍らなくなり、ビオラの苗も葉を繁らせ始めた。球根類が、少しずつ開花し華やかになってくる。園芸雑誌に載っていたシラー シビリカブルー というものと同じだと思うが、呼び名が色々あり分かりにくい。学名は、Scilla sibirica となっている。


2005年4月3日日曜日

今日も一日静かに過ごす


  天気予報では、天気が崩れ雨が降ると報じていた。雨が降ると花粉が少なくなるので庭の手入れができる。もう夕方の4時だが晴れている。しかたないので、窓から庭を眺めながら、急激な成長の苗を見守っている。ワスレナグサが咲き始めた。白と青色であるが、いまは青色のほうが美しい。プシキアなどの球根が開花し始めた。もう少しの辛抱で庭に出られる。葉桜のころが待ち遠しい。
  表通りの街路樹、白モクレンが満開である。例年より遅い開花である。毎年、雪や雨で駄目になるモクレンだが、今年は晴天に恵まれ美しい。桜の花の開花も遅いらしい。我が家のユスラの花も、もうつぼみが膨らんでいる。写真は、最初に咲いたワスレナグサの写真である。


2005年4月2日土曜日

早咲きチューリップの開花


  まだ少しさびしい花壇に、早咲きチューリップが咲いた。チューリップは次の年咲かせるのが難しく、その球根が毎年たまり、育成場所に困るので、あまり植えないようにしている。しかし、園芸店に行くとあのコロッとしたきれいな球根が山積みしてあり、つい買ってしまう。一般的に見ると、チューリップは豪華な八重咲きなどは遅咲きである。春の盛りに、多くの花の中に埋もれて咲く華やかなチューリップも絵になるが、早春の花壇に春を告げるチューリップもうれしい。
  最近、ご無沙汰している農園で育成している小さなチューリップの球根達は元気だろうか。葉が繁って来年は大きな球根になって欲しいものだ。
  去年、チューリップの球根を種類別に保管しようと、花のあとの茎にビニールテープで名前を書いておいた。我ながら名案だと思っていたが、葉が枯れて掘りあげてみると茎はほとんど無くなり、大きさの違いだけになってしまった。多くのチューリップガーデナーの方はどのようにチューリップを保存育成されているのだろうか。簡単で気楽にできる方法を教えていただきたい。