2011年11月30日水曜日

オキザリス、ネリネ、ヒメツルソバ


オキザリスは冬の陽だまりで咲き続ける貴重な球根植物だ。咲き終った後、そのままにしていても次の年に咲く。今年は球根を掘り上げて、大きな球根のみ新しい土でコンテナに植え替え、小さな球根は庭の隅に植えた。オキザリスは正面から見ると普通の花だが、つぼみの形が美しい。下のパーシカラーは、つぼみが特に美しい。

ネリネが冬の陽を浴びて美しく咲いている。今年はリコリス(彼岸花と同じ頃に咲く)が咲かずに、葉が先に出るネリネのみ咲いた。

ヒメツルソバがいまだに咲き続けている。最近は一面の絨毯のようである。霜が降りると急に枯れてしまうのだが、今年は暖かい日が続いているので、ますます元気だ。

最近はビオラが一面に咲いている。気温が高いせいだろう。そのために雑草の伸びも早い。冬であれば、一度丁寧に雑草を抜くと春まで大丈夫なのだが、今年は次々に生えてくる。ゴーヤの緑のカーテンの下あたりでは、落ちた種から今頃たくさんの芽が出てきた。抜いても抜いても生えてくる。来年の5,6月にこんなに生えてくれたらいいのだが。今日は、朝寒かったが、昼は暖かい。雨水タンク(rain saver)から、ジョウロに水を貯め、陽だまりのコンテナに水をやった。

2011年11月19日土曜日

それぞれの秋のバラたち(レモンジンジャー、エンジェルローズ、デンティ ベス)

地植えにしているフロリバンダのレモンジンジャーはこの夏に枯れそうになった。秋に周りの土を入れ替え、肥料をやり、枝の剪定をした。1本残っている元気な枝から花が咲いた。

いつも元気なエンジェルローズである。いつの間にか花が咲いていた。手入れをしなかったのでこぼれるようには咲いていない。可憐な小輪である。

つるバラのデンティ ベスはシュートがまっすぐに伸び太いので、今回は短く切り詰めた。残った枝で返り咲きの花が咲いている。高い場所に咲いているので写真はうまく撮れていない。

今日は庭仕事をしようと思ったが、朝からの雨である。苗箱で伸びてきた春用の一年草の苗を地植えしようと思っている。これらの苗はほとんどが丈が高い。ビオラなどの低い花を地面の絨毯にたとえれば、丈のある花は花壇を立体的に彩るので、重要だ。しかし、風が強い地域なので、倒れたり折れたりで、春は悩みの種にもなる。玄関にある大きなテラコッタが。冬の寒さと水遣りのせいか、ひびが入り破片が下に落ちている。夫がパテで修理したが、毎年のことでもう寿命かもしれない。これから霜が降りるまで、がんばって庭仕事に精を出そう。

2011年11月14日月曜日

サフランの満開と発芽した苗たち

サポナリア

アグロステンマ

ディル

先日蒔いた春用の一年草の種が発芽し始めた。発芽のときは一番感動する一瞬でもある。子供が生まれるときと同じで皆が元気で大きく育って欲しいと願う。


サフランが満開である。コンテナに詰めて植えていた球根の開花は遅れた。心配していたが見事に美しく咲いた。めしべを摘むのがもったいないほどだ。


2011年11月10日木曜日

いろいろなビオラの開花

ビオラ(F1ビビ ブルー スワール)

ビオラ(ブルーナ ホワイト)





下の4枚の写真のビオラは去年の採り種なのでいろいろな模様が出ている。それらの模様から、過去の種を思い出したり、交雑して新しい品種になったものもある。これから冬にかけての鼻の少ない時期は、ゆっくりと一つ一つの花を眺めることが出来る。春になると、花粉症のせいもあるが、ビオラは一まとめにビオラの絨毯として眺めてしまう。一粒一粒の種がここまで大きくなったことに感謝をこめてゆっくりと眺めよう。

2011年11月7日月曜日

クレマチス(cirrhosa)の花と、サフランの開花

クレマチス(シルホサ)がひっそりと小さな花を咲かせている。咲いたのに気づかないほどだった


サフランは少しずつ咲いていたが、今朝はいっせいに花が咲いた。めしべを香辛料として使うので、気がつくと夫が花を摘んでめしべを干してしまっている。あせって花が一面咲いているうちに写真を撮った。版画家の工藤さんに送っていただいたサフランの球根である。今年は新規にたくさんの球根が増えたので、めしべの収穫もぐんと増えるだろう。パエリアやブイヤベースには重宝する。

もう1週間以上続く風邪がいまだによくならない。今回は軽そうだと思っていたが、途中で咳で胸が痛くなるほどだった。あわてて抗生剤を飲んだが、いまだ頭痛とたんに悩まされている。ついにいやな感染症の時期が始まってしまった。その次は花粉症だし、ため息が出る。

2011年11月3日木曜日

フィジョアの実とイングリッシュローズ(タモラ)のつぼみ

朝、夫が落ちていたフィジョアの実を拾ってきた。去年は11月17日頃に実が落ちていた。落ちた実を追熟させて食べるのだが、今回の実は少し小さい。気候の変動か、夫がもっと実を大きくしようと肥料をやり過ぎたのか、自然の落下なのかわからない。ネットには鶏卵大から300グラム程度とあるが、半分くらいの大きさしかない。ひとまず追熟させよう。去年と同じくらいの大きさである。

バラの苗はあまり購入しないのだが、このイングリッシュローズ(タモラ)は、ネットで5,6年前に購入したものだ。丈が低くコンテナに植えるのにちょうどいい。枝が細い割に花が大きすぎるのが難点ではあるが、美しい花である。今年の酷暑に木が弱って半分くらいの枝が枯れてしまった。小さな花だが秋の花が咲いた。秋のバラは小ぶりで色に深みがあり長持ちするので好きだ。

今日は祭日で夏日といわれたが、曇って過ごしやすい天気だ。庭仕事がしたかったが、風邪の具合が悪い。静かに養生しよう。

2011年11月1日火曜日

クレマチス(cirrhosa)のつぼみ、ヒメツルソバ、ホップの実とリース

私の大好きな、IDにも名前を使っている、冬咲きクレマチス(シルホサ)のつぼみがついた。もうすぐ開花だ。

ヒメツルソバが一面に可愛い花を咲かせている。グラウンドカバーにしているが繁殖力が旺盛でいたるところに種が飛び散っている。

ホップの実

ホップの蔓をすべて刈り込んで、美しい実がついている蔓を集めクリスマスリースにした。美しい緑の色と形を保つためにつや消しの透明ラッカーをかけた。