2004年11月28日日曜日

仕事が次々増える


  南西の生垣を抜いてフェンスに変えると、日当たりとスペースができた。その場所の土を耕し、レンガを敷いてボーダー花壇を作った。そのように書くと簡単だが、悪戦苦闘して疲れ果てた。
  まず土が粘土質で石も多くあり、パーライトや腐葉土などをたくさん加えたが、それでもまだべとついている。そこに植えていた宿根草がはびこり、根が絡んで何を残して、どこに植えるかで苦労した。
  小さかったアバカンサスは10株以上になり、シュウメイギクは地下茎が方々に伸び、ギボウシ,アジュガなどを株分けして捨てられず、家の周りの空いている地面に植えた。空き地と思われたところも掘ると、宿根草の根が出てきて、またそれを移動させるなど、むなしい努力をした。
  狭い庭を上手に利用するには、取捨選択し、整理をする潔さが必要である。これが一番の苦手である。
  今日やる予定だったクリスマスのイルミネーションの飾りつけは少しやっただけでもう日が暮れてしまった。

2004年11月24日水曜日

バジルをオリーブオイルに漬ける


  バジルが枯れ木のようになってきたが、まだたくさん葉を付けており、最後の収穫をした。例年なら10月頃にだめになるのだが、今年は豊作だったせいか、バジリコオイルをたくさん作ることができた。
  オリーブオイルのビンに生のバジルをそのまま、できるだけたくさん入れ、その上に、にんにく、唐辛子、粒コショウ、クリスタルソルト(塩)を入れて2−3日置くと出来上がり。簡単でスパゲティなどに、茹で上がりにかけると、とてもおいしい。ただ、夏場は中のバジルにカビが生えやすいので、冷蔵庫に保管している。
  来年も種をまき、豊作でありますように。写真は漬けたバジリコオイルである。


2004年11月23日火曜日

ダイモンジ草が咲く


  枯葉の舞う庭の片隅にダイモンジ草が咲いている。今まで見過ごしていた場所が急に華やかになった。花の少ない時期にひっそりと咲く花は魅力的である。
  昨日は生垣を抜いてフェンスを立てた。夫と2人がかりの作業であったが非常に疲れた。フェンス越しに暖かな日が注ぐようになり、またクレマチスやバラを植えるスペースができた。
  日当たり、風通し、良い土がまず大切な条件である。小さな庭であるがその中でなるべくいい環境で育てたいと思っている。
  写真はダイモンジ草である。


2004年11月20日土曜日

暖かい一日


  たくさんの苗箱がやっと空っぽになった。ごちゃごちゃした庭の周りががらんとして、それらは庭に植えつけられてしまった。あまりにも小さく、霜が降りたらひとたまりもない苗が今年は大部分だ。どうか、暖かな日々が続いてくれますように。
  これからは少し庭仕事が楽になる時期だ。のんびりと、庭の苗や木々の冬芽を楽しむことができる。いや、もう少し仕事が残っている。美しく色づいた落葉樹の葉が散ってしまうと、それらをかき集め腐葉土にすることだ。
  明日は、つぼみが大きくなったシャコバサボテンの鉢を室内に取り込もう。唯一、冬に室内へ入れる植木鉢である。もちろん、21年目になるガジュマルの鉢植えはリビングに取り込むのだが。写真は庭に植えつけた小さな苗達である。


2004年11月14日日曜日

球根と苗を植える


  今日は肌寒く、掘りごたつを設置した。天気は悪いがほんわか温かい気分だ。
  昨日いただいたチューリップの球根は、色を考えると、どこに植えようかと迷ってしまった。やっと球根を植え付け、その上に小さな苗をほぼ植えつけた。しかしまだ育苗箱に小さな苗がモヤシのように残っている。原因は間引きをしなかった為である。そのために根は絡まり、十分に伸びきっておらず、またまた後悔である。来年こそは間引きをしっかりしよう。
  途中、宿根草の植え替えをしたり、伸びた枝の刈り込みをしたりで作業がなかなかはかどらなかった。落ち葉を掃くことやゴミを分別することなど夕方までかかった。
  大文字草がひっそり咲いている。また、秋バラが小ぶりではあるがしっかりと咲いている。私は秋のバラのほうが好きであるが、華やかさには欠ける。


2004年11月11日木曜日

雨が降る


  咳も熱も出ず、回復していると、確かな手ごたえがある。体調は不安ではあるが、まずは、庭の植物からエネルギーをもらって元気になりたい。
  成長が止まったような小さいままのビオラの苗と、花菱草、アグロステンマ、サポナリアなどを地植えにした。ビオラには地上部分の2倍以上の根が付いていたが、他の苗は間引きをしなかったせいもあり、根がほとんど伸びていなかった。
  まず、去年のチューリップの球根から大きいのを選び植え込み、その上に苗を5センチほどの間隔で植えていった。半分は枯れるのではという予想で少し詰めて植えた。
  少し期待薄の植え付けだったが、北側の花壇では去年のラナンキュラスが、もう葉を十分に出しており、小さな喜びであった。どうか小さな苗を猫が荒らさないようにと、祈るばかりである。
  夕方より静かに雨が降り始め、植えた苗には良い恵みである。  写真はめしべを採られた(料理に)サフランの花である。


2004年11月9日火曜日

小春日和


  穏やかで暖かな一日だった。花壇に苗を植えたいのだが,身体がうまく動かない。もうすこしのんびりと休憩したいのだが、秋苗の花壇への植え付けは今を逃したら霜にやられてしまう。仕方ないと思いつつ、今年の種まきと植え付けは少し失敗だったかなと、反省している。
  我が家のチェリーセージは霜の降りる前に満開になる。もう少し暑い時期に咲いて欲しい夏の色である。枯葉が舞い始めた庭にひときわ鮮やかな赤である。


2004年11月5日金曜日

再び回復の兆し


  回復したと思っていた風邪がよくならず、寝たり起きたりの毎日である。今日は、庭を久しぶりに見回った。だめになった苗や、思いのほかに元気な苗もあった。あまり手をかけずに育てるには、その土地の気候に合った植物を育てるのがよいようである。
  球根や苗を育てようと借りた、市の農園はめったに手入れをしていなかったが、5月に植えたサツマイモからたくさんの収穫があった。芋掘りがしたかったができずに、夫が掘りあげた。健康が一番である。
  早く元気になって、花壇を整理し、土を耕し、今育ちつつある苗を植えたい。霜が降りる前に根を張るようにしてやりたい。
  ブルーベリーが紅葉し、秋の陽にかがやいていた。
  写真は収穫したサツマイモである。