2010年7月31日土曜日

クレマチス(ローグチ)とホクシア(エンジェルイヤリング)

クレマチス(ローグチ)の2番花が咲いている。5月頃の花はは風が強く、茎がもつれて哀れな姿だった。クロガネモチの木陰のため真夏にもかかわらず美しく花が咲いた。花が少ない時期に、その姿は凛として朝の静けさのようだ。
ホクシアの改良種エンジェルイヤリングの花が咲いた。耐寒性が弱いので刈り込んで室内で冬を越すといいのだが、今年は面倒で軒下で冬越しをさせた。運良く生き延びてきれいな花を咲かせている。ちょっと手をかけ、挿し穂をして若い苗を室内で冬越しさせると木質化せず美しい姿になるのだが。

2日間雨のため涼しい日が続いた。水やりもせずにほっと一息だったが、今日は蒸し暑い。今週はまた、猛暑になるらしい。ゴーヤばかり元気である。キッチンの下の畑には植えた覚えもないのにゴーヤの芽がたくさん出ている。去年植えていた場所なのでこぼれダネだろう。あっという間に蔓を伸ばし始めている。

2010年7月28日水曜日

ゴーヤのグリーンカーテン、

ゴーヤのグリーンカーテンがあまりにも美しいので、部屋の中から見とれてしまう。太陽の光で葉が透けて見え、美しい木漏れ日だ。上のほうにゴーヤの実が見える。千日紅がはじめて咲いた。バイカラーという名前らしく、周りがピンクで真ん中が白である。なつかしい花だが色がちょっとモダンである。

白い一重のムクゲが咲いた。ちょうどユスラとクロガネモチの木の下になり、なかなか開花しなかった。ムクゲは日当たりがいい場所が好きだ。夏らしい雰囲気の木で、小さく切り詰めてもよく花が咲く。

2010年7月25日日曜日

ゴーヤの実と初めての収穫

ゴーヤが大きくなった。スーパーで見るゴーヤは美しいと思わないが、緑のカーテンに実っているゴーヤは美しい。数えてみると20個くらいの実がある。まだ少し小さめであるが、それぞれの蔓に負担がかかりすぎるので、今夜ははじめての収穫をしよう。去年のブログをバックナンバーから調べてみると8月10日に実が成った記事がある。2週間以上早い収穫である。種を蒔いた後、低温と雨ふりが続いたので去年より遅いのではないかと思っていた。8月の終わりにはもう葉が黄ばんで来るので、できるだけ早く緑のカーテンを作りたかった。今年は猛暑の始まりとカーテンの完成がちょうどいいタイミングだった。

2010年7月24日土曜日

ケイトウの花、宿根フロックスの花

ケイトウの花の穂が見え始めた。ゴーヤの種をネットで購入する際に、ケイトウ(ホルン)サカタのタネと、千日紅(ドワーフ バイカラー)タキイ、を一緒に購入した。種を蒔くのが遅くて心配したが、最近急に苗が大きくなり、どちらも花の穂が見えてきた。昔懐かしいような花だが、最近は改良が進み、ちょっとモダンな雰囲気の花色、や形になってきている。新しい輸入物の種にばかり目を奪われるのでなく、日本の風土に合った古来からの花の種に目をつけることも大切だと思う。
宿根のフロックスが真っ白な花を咲かせている。照りつける太陽に負けないくらいの強健さで、眺めているだけで気持ちがいい。幼い頃よく眺めた夾竹桃の白い花に雰囲気が似ている。照りつける太陽に向かって咲く白さのせいだろうか?今年はまだうどんこ病にもかからず、きれいな葉のままである。

今日も朝から暑い。ゴーヤの緑が目にまぶしい。気がつかない間にゴーヤの実がたくさん出来、大きくなってきている。この調子なら、来週からゴーヤ料理が食べられそうだ。最初は皆が喜ぶが、8月の終わりころには、もううんざりの様子になってしまう。それでも、たくさん実が出来てほしい。

2010年7月23日金曜日

八重のムクゲの花とオオカナダモの花

八重のムクゲの花である。地植えにしていたが、ゆすらの木とクロガネモチの木が大きくなり、ムクゲの上を覆ってしまい、花が咲かずにつぼみが落ちてしまっていた。仕方ないのでコンテナに植え替えると、たくさんのつぼみがついた。きれいで涼しげな花色である。
スイレン鉢のオオカナダモの花が咲いた。去年から入れっぱなしで枯れているのかと思ったら、小さな花がたくさん水面に咲いている。上のほうに見えるのがメダカである。スイレンの花もまた咲いた。今年はスイレンの花の当たり年である。何年も咲かなかったスイレンだったが、やっと咲き始めた。

2010年7月22日木曜日

アジサイ、ヤマユリ、オニユリの花

10年以上前、友人から頂いたアジサイである。美しい花びらで庭植えにし開花を楽しみにしていたが、大きくなりすぎて、短く切ってしまった。長い間花が咲かなかったが、やっときれいな花がついた。西洋アジサイは根元まで切っても次の年は花が咲く。しかし、日本のアジサイのほうが風情があり美しい。梅雨時の開花が特に美しい。
一番大きなヤマユリが今年は枯れてきれいに花が咲かなかった。小さな株のヤマユリがきれいに咲いた。もう少し早く咲いたら、猛暑を避けることが出来たのだが、、。
オニユリが咲いた。猛暑にぴったりの色合いだ。暑さにもめげずにきりっと咲いている。






この2,3日の猛暑は驚くほどだ、ゴーヤの緑のカーテンは昼間は萎れてしまっている。しかし水を撒くと、また朝には蘇る。もう3本ほどゴーヤが成っている。この暑さのおかげでニチニチソウが元気になった。

2010年7月17日土曜日

ゴーヤの雌花、クガイソウとキンミズヒキ

やっとゴーヤの雌花が咲いた。雌花は後ろに小さなゴーヤをもう着けている。これからが楽しみだ。去年のブログを見てみると8月になって雌花の写真が載っている。今年のほうが少し早いようだ。今日は梅雨明け。からりと晴れて風がある夏らしい天気だ。午後にはゴーヤが萎れてきた。太陽の強さを感じる。
ずっと前に信州にある友人の別荘から移植したクガイソウである。山で見ると美しいが、肥料の利いた庭ではあまり美しくなかった。最近は肥料不足でひっそりと美しい。
このキンミズヒキも山から持ってきたものである。駐車場の裏でこぼれ種で増えすぎて困っている。山ではひっそりとした可憐な花だったのに。

2010年7月16日金曜日

ミツマタの木が枯れる

昨日夕方、水やりをしていると、ミツマタの葉が元気がないことに気付いた。今年は葉が少ないなあとは思っていたが、いつも元気で居間の濡れ縁越しに眺めていた。姿の美しい中低木だった。和紙の原料として有名だが、枝の先が三つに分けれて伸びるところからミツマタと言われている。朱赤のボンボンのような丸い花が、葉に先駆けて咲く。小さな苗を購入して10数年たつが、あまり剪定せずに、丸くきれいな形に収まっていた。夫が特に気に入っていたので、元気のないことを告げると、様子を見に行き、いきなり木が倒れてしまったらしい。根っこの部分が何もなく腐ってしまっていた。今まで、小さな木を切り倒しても根っこの強さに悩まされたものだが、こんなに腐って倒れたミツマタをみると、なんだかかわいそうだ。南向きの日当たりのよい、水はけのいい場所に植えていた。原因がさっぱり分からない。最近、ミツマタのそばのローズマリーやクリスマスローズが枯れた。何か悪いウィルスが広がったのだろうか?上の写真は以前の元気だったミツマタの写真である。雪が降った日の姿とミツマタの花のアップである。

2010年7月14日水曜日

ルリタマアザミの花、ミソハギの花

ルリタマアザミの花が咲いた。つぼみのほうが好きだと以前ブログに書いたが、花もきれいだ。かなり大型の宿根草で、葉はのこぎり状で痛い。以前、種を蒔いた後は、たくさんありすぎて困ったが、今は1本しか残っていない。大事に育てたい。
ミソハギが元気に咲いた。今年は穂が長く元気である。野趣があり夏の花として好きである。
 

2010年7月10日土曜日

ニチニチソウの病気、ユリの花

ニチニチソウが咲き始めて庭が華やかになりかけた頃、次々に地際が黒く腐り、花の枯れてきた。腐った部分を切り捨てたり、抜いて新しい苗を植え換えたりしたが、次々に拡がってきた。プランターに植えたものはきれいに咲いている。いろいろ調べてみると、ウィルスによるもので立ち枯れ病だろうと思われる。抗菌剤オーソサイドをジョーロで撒いた。雨が多い季節に発生しやすいようだ。ニチニチソウは高温や乾燥には強いが、過湿には弱い。これからの様子を見ようと思っている。
左側がカサブランカ、右側がニンフである。たくさんのユリが咲き、庭がユリの香りに包まれている。晴れた日が少なかったせいか、茎が弱く、花が倒れている。支柱を立てるべきだった。何本かのユリを切って花瓶に入れた。部屋の中もユリの香りでいっぱいだ。

2010年7月8日木曜日

ゴーヤの花、つるなしいんげん、枝豆、バジリコ

ゴーやが成長し雄花がはじめて咲いた。細いつるの先に咲いている。もうすぐしっかりした雌花が咲き始める。今日は昨夜の雨の後、久しぶりに雲ひとつない快晴である。ゴーヤがまぶしく見える。
つるなしインゲン(セリーナ)<アタリヤの種>の花と実である。]この写真は数日前のものである。インゲンの実が重くなりすぎて細い茎なので倒れてしまい、急遽収穫した。柔らかくおいしく、サラダにぴったりだった。
枝豆(茶枝豆 福成)<タキイの種>が実り始めた種を購入する時にはいろいろ選んだが、いざ種を蒔くときには花がいっぱいの狭い庭には蒔く場所がない。ほんの少しのスペースを耕しすべての野菜の種をぎっしり蒔いてしまった。そのため、のちに移植したが成長はよくない。やはり、野菜には日当たりのよい広い土地が必要だ。

バジリコの苗が大きくなってきた。苗によってはもう葉が収穫できるほどだ。一面のバジリコの苗に少し多すぎたかなとも思っている。

数年前には、市の農園を近くに借りて野菜の栽培や球根の育成などをしていた。体の調子も悪くなり、農園で何度もブヨに刺されて病院通いをし参ってしまった。もう、野菜は作らないことにしていた。狭い庭ではいろいろ植えることはできず、ハーブやルッコラ、レタスなどの栽培のみにしていた。しかし、種をみるとすぐに購入したくなる悪い癖で、野菜がかわいそうなくらいだ。野菜作りは無心になれるので、花を育てるよりもっと楽しい。

2010年7月4日日曜日

オリーブの実とカワラナデシコ

オリーブの花がたくさん咲いた。自家受粉で実のなりやすい、ピナクルという品種である。最近小さな実はたくさんあるが、順調に大きくなっている実は一つだけである。もう少したくさんなるといいのだが、、。

宿根のカワラナデシコである。今年はひと株しか咲かなかった。以前は種を蒔いたのでたくさんのカワラナデシコが咲いていた。夏らしい花弁の切れ込みが涼しげで美しい。

2010年7月3日土曜日

ニチニチソウがはじめて咲く。ルッコラの発芽、バジリコの苗、ラベンダーを干す

ニチニチソウ(写真上左)がはじめて開花した。今年は採りダネに加え、新しく種も購入した。約60日で開花したわけだが、雨が降ると腐る苗が出てきた。雨だれのせいなのか、ウィルス病なのか?ニチニチソウは乾燥と暑さには強いが、雨には比較的弱い。日当たりに植えた苗は元気で花が咲いている。少し苗箱にストックしてあった苗と腐り始めた苗を植え換えている。
耕した野菜畑にルッコラ(ロケット)(写真上右)の種を蒔いた。3日で発芽した。朝のサラダにピリッとした味を添える大切な野菜なので、ナメクジなどを防いで大事に育てよう。秋冬のルッコラのほうが育てやすい。
バジリコの苗が大きくなった。虫にやられやすいのでなかなかきれいな葉のままで育てるのは難しい。バジリコオイル、スパゲティなどに利用できるさわやかな香りのバジリコは夏の必需品だ。
刈り込んだラベンダーを整理しやっと干すことができた。ノンビリ作業をしようと考えたが、積み上げられたラベンダーの下のほうが蒸れてきたので、あわてて夜なべ仕事で仕上げた。最初はリビングに吊るしていたが、料理の匂いが移りそうなので、場所を移した。

2010年7月1日木曜日

それぞれの種の形

春に咲いた花の種が熟し始めた。完熟状態で採るのがいいのだろうが、はじけてなくなったり、虫に食べられたりでうまくいかない。少しアオイ状態(まだ緑色で乾いていない)で袋ごと採り、追熟させても発芽率はあまり変わらない。また、園芸の本には“種が最初にでき始めたころのものを採取するほうが栄養状態もいいのでいい種が手に入る”と書いてある場合が多い。しかし、植物はたいてい花が咲き終わる頃に種の大きなものができはじめ、枯れるころにいい種ができるような感じがする。よくわからないが、外形の大きな形のいい種を採るようにしている。植物を育てる上で楽しいのは、種から芽が出るとき、つぼみが開きかけるとき、種が出来るときである。種の形は特に面白く美しい。
写真上から左 ポピーの種、右 ニゲラの種。2段目左 春咲きシュウメイギクの種、右 ギリアの種。下の段左 クレマチス(ビチセラ系)の種、右 アグロステンマの種。

今日も昨日に引き続き、ラベンダーをそろえて穂の長さによって分け、束にして乾かす作業をのんびりとやっている。急いでやると仕事のようで楽しみがなくなる。ノンビリ楽しみながらやると、なかなかはかどらず、リビングの床一面にラベンダーが散らばっている。ラベンダーの花よりも葉からさわやかな香りが部屋一面に漂っている。完全に乾くと、ラベンダーの花から、甘い香りが漂ってくる。